テレビ電話機能Skypeの画面(撮影:関口哲司)

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P2P技術を用いたIP電話の無料ソフトを世界的に展開するSkype社(本社・ルクセンブルク)は11月7日、東京都千代田区紀尾井町のホテル・ニューオータニで、同社初の公認イベント「Skype Day in Japan」を開催した。同イベントの基調講演の中で、Skype社創始者兼CEOのニクラス・センストローム氏は、新しいSkypeのテレビ電話機能を披露した。テレビ機能はどういうものか、Skypeの用途はどのように変わるのかを、Skype社デベロッパー・リレーションズ岩田真一氏に話を聞いた。

 −Skypeの新しいビデオ機能について教えてください。
 岩田「基本的には、1対1でのテレビ電話機能です。大きな特長としては、高画質の動画が楽しめる点です。既存のPCをベースとしているので、インターネットに接続できる環境があれば、市販のWebカメラを用意するだけで、すぐにビデオ機能を利用することができます。WEBカメラについては、現在市販のWEBカメラをご使用頂けますが、今後登場するSkype認定カメラであれば、動作が保証されています」

 −ビデオチャット機能は、どのような使い方ができるのでしょうか?
 岩田「相手の方がビデオチャット機能を使用可能か否かが、アイコンのステータスでチェックできるようになっています。お互いにビデオ機能をオンにすれば、Skypeでの通話と同時に相手のカメラで撮影された映像が表示されるようになっています。もうひとつの使い方としては、遠隔地での会議などに使用する場合です。ビデオの画面を別ウィンドウで表示させたり、相手の映像だけをフルスクリーンで表示させることもできます。一時的に画像を切り替える場合には、カメラをオフにすることもできますので、お風呂上がりなどのプライベートなときには、便利にお使い頂けると思います」【了】

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