「小牧市歴史館」では、小牧市の郷土資料を展示している

写真拡大

織田信長が城を築き、徳川家康が羽柴秀吉との戦いで主陣地にとった小牧山。山の中には居城跡や陣跡など歴史スポットが多数点在する。今回はそんな三英傑とゆかりの深い小牧山を、約75分で楽しむハイキングコースでご紹介。

【写真を見る】帰りのコースの終わりに現れる「井戸跡」。かつて小牧山に武家屋敷があったと考えられる証拠だ

■ スタート&ゴール地点はここ!

ハイキングの出発点は、小牧山ハイキング専用の駐車場。トイレはここを逃すと山頂までないので、済ませておくのがベターだ。ウォーキングロードは駐車場から少し離れた所から始まる。しっかり準備をして行こう。

■ シンボルツリーを見よう

20分ほど登ると、市の木に指定されているタブノキの大樹が姿を現す。小牧山のシンボルツリーなので、少し足を休めて眺めよう!ちなみに、このタブノキの右側には山頂への近道がある。

■ 山頂で景色と歴史を感じる

スタートから約35分、「小牧市歴史館」がそびえたつ山頂に到着!西本願寺の国宝「飛雲閣」をモデルに設計した同施設は、山を登ってでも訪れる価値ありだ。ここでは小牧市の郷土資料を展示しているほか、4階の展望室からは壮観な景色が一望できる。

【ハイキングDATA】難易度:★☆☆☆☆/最高地点:85.9m/距離:約2.3km/高低差:約65.9m/時間:約75分/買い出しポイント:国道155号線沿いにコンビニ

■ ゴール後のご褒美はこれ!

ハイキングの疲れには甘〜いスイーツが一番!小牧山の目の前にある「ケーキ&カフェプリール」で自家製ケーキを食べよう。なかでも、「ケーキセット」(740円)で楽しめる「季節のロールケーキ」は特におすすめ!イチゴやリンゴなど、旬のフルーツがごろっと乗る。

紹介したスポット以外にも、井戸跡をはじめ、城が存在した証、石垣の発掘調査状況を紹介するパネルが点在する。三英傑の痕跡を探しに出かけよう!(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)