シリーズ初のデュアルカメラを搭載!NTTドコモの防水・防塵対応8インチAndroidタブレット「dtab Compact d-02K」を写真と動画で紹介【レポート】
ダブルレンズカメラを搭載したdtab Compactシリーズ最新機種を写真と動画で紹介! |
既報通り、NTTドコモが「2018年夏モデル」として約8.0インチWUXGA(1200×1920ドット)TFT液晶を搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用のタブレット「dtab Compact d-02K(以下、d-02K)」を5月16日に発表しました。
本機はNTTドコモのオリジナルブランド「dtab」シリーズの最新機種にあたり、8インチ前後のサイズの小型タブレットとしては2017年5月発売の「dtab Compact d-01J(以下、d-01J)」の後継機種となります。開発・製造はこれまでのdtabシリーズと同様にHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)が担当。
発売は今夏となっており、現時点では発売日や価格の詳細は未定ですが、発表会場に併設されたタッチ&トライコーナーにてd-02Kの実機に触れる機会がありましたので写真や動画とともにご紹介します。
本体カラーはシルバーとゴールドの2色
■ダブルレンズカメラで「みんなで楽しめる」
本機の最大の特徴はやはり背面にあるデュアルカメラの「ダブルレンズカメラ」でしょう。昨今のスマホでは当たり前となりつつある複数カメラの搭載ですが、タブレットではまだ比較的珍しいように思われます。さらにはダブルレンズカメラを搭載したタブレットがdtabブランドで発売されるという点に大きな意味があります。
dtabシリーズと言えばリーズナブルな価格とキャリアブランドらしい高い品質を両立させたコストパフォーマンスの良い性能のタブレットをラインナップしている印象が強いですが、説明員によれば本機もまた従来機種程度の価格になるだろうとのことで、手頃な価格でダブルレンズカメラのタブレットを楽しめる機種となりそうです。
NTTドコモが販売するブランドである安心感はやはり大きい
正確にはリアカメラ(背面カメラ)が2基、フロントカメラ(正面カメラ)が1基で、合計3基のカメラを搭載したタブレット端末となっており、リアカメラは約1300万画素・裏面照射型CMOS(F値 2.2)+約200万画素・裏面照射型CMOS(F値 2.4)の組み合わせ、フロントカメラは約800万画素・裏面照射型CMOS(F値 2.0)となっています。
リアカメラによる撮影では撮影後に焦点(ピント)の位置を自在に変更できる「ワイドアパーチャ」機能が搭載されており、ぼかしの位置を自由に変更できるのが大きな特徴です。可搬性と大画面を両立させた8.0インチWUXGA(1920×1200ドット)TFT液晶は、家族や友人とその場で撮った写真を閲覧するのに適したサイズ感です。
カメラ周りのスピンドル加工されたデザインが美しい
片手でも持ちやすい本体サイズ
■使いやすさにフォーカスした性能
本体重量は310g台と前機種であるd-01Jの325gよりわずかに軽量化。SoC(チップセット)にはHisiricon製「Kirin 659」(2.36GHz×4+1.7GHz×4/オクタコア)を搭載、内蔵メモリー(RAM)は3GB、内蔵ストレージは32GB。
d-01Jと比較して内蔵ストレージは容量が倍増していますが、SoCの性能面ではコスト重視で前機種よりも若干抑えられている面もあります。とはいえ、実利用上で体感できるほどの性能低下はほぼないと思って良さそうです。
むしろdtab Compactシリーズとして初の防水(IPX5、7準拠)および防塵(IP6X)に対応したこともあり、汎用性の面で大きく進化しています。一般的なモバイル利用時でも突然の雨や屋外でのホコリ対策などを考えずに気軽に使えるようになった点は大きなメリットです。
背面はマット塗装で指紋が残りにくい
バッテリー容量はd-01Jと同じ4980mAhと大容量を確保し長時間の利用でも安心です。充電端子(外部接続端子)としてUSB Type-Cを採用し急速充電規格「USB PD」へ対応したことで大容量端末特有の充電時間の長さへの不満も軽減しています。
本機はハーマン・カードン製のステレオスピーカーも搭載しており、映画などの動画視聴にもこだわりを持った作りに。また本体内蔵マイクを2基搭載しており、ハンズフリー通話やNTTドコモ独自のAIエージェントサービス「my daiz」(マイ・デイズ)などで誤認識が少なく快適な音声操作が可能となっています。
本機専用のスピーカーチューニングにより聴きやすく迫力のあるサウンドを楽しめる
人々の生活をAIがサポートする「my daiz」
家族で共同利用することも多いタブレット端末らしく、簡単に使えるシンプルホーム画面やキッズモードも搭載。キッズモードでは子どもが利用するアプリや利用時間を保護者が任意に設定可能で、タブレットの使いすぎや不適切なコンテンツへのアクセスなどを防止できます。
タブレット操作に詳しくなくても扱いやすいシンプルホーム画面
ホーム画面の切り替えはアプリで簡単に行える
キッズモードなら安心して子どもにタブレットを利用させられる
本機の解説やキッズモードの操作、そのほかジェスチャー操作機能の実演などは以下の動画からご覧いただけます。
S-MAX:NTTドコモ向けタブレット「dtab Compact d-02K」ファーストインプレッション
動画リンク:https://youtu.be/E_7Ab0SzXAU
■家族みんなで楽しめるカメラタブレット
安価でコストパフォーマンスの良いモバイル向けタブレットであるdtab Compactシリーズも世代を重ねるごとに高機能化していますが、カメラ機能の充実は複数人で楽しめる端末にはとても相性の良い進化ではないでしょうか。
面倒なスマホとの連携や接続などを必要とすることなくタブレットを取り出してサッと撮影し、その後にゆっくりとみんなで写真を観ながらピントの位置を調整して好みの写真に仕上げてSNSなどにアップロードして楽しむ。そんな使い方がぴったりの端末だと思います。
タブレットでも写真撮影を思いっきり楽しもう
機種名 | dtab Compact d-02K |
寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約208×119×8 |
質量(g) | 約310台 |
OS | Android 8.0 |
ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度:ドット、方式、発色数) | 約8.0インチWUXGA(1200×1920ドット)TFT液晶(1677万色) |
CPU (チップ名、クロック) | HUAWEI Kirin 659 64bit対応オクタコア(2.36GHz×4+1.7GHz×4) |
内蔵メモリ―(RAM) | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ (最大対応容量) | microSDXC(256GB) |
バッテリー容量 | 4980mAh |
防水/防塵 | ○/○(IPX5、7/IP6X) |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ―/― |
連続待受時間(静止時[自動]) (LTE/3G/GSM:時間) | 未定/未定/未定 |
連続通話時間 (LTE/3G/GSM:分) | ―/―/― |
電池持ち時間(時間)― | |
通信速度(LTE、受信時最大/送信時最大) | 262.5Mbps/50Mbps |
Wi-Fi (対応規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac) | ○/○/○/○/○ |
Bluetooth(対応バ―ジョン) | ○(4.2) |
赤外線 | ― |
背面カメラ (有効画素数、F値) | 約1300万画素裏面照射型CMOS(F2.2)+約200万画素裏面照射型CMOS(F2.4) |
前面カメラ (有効画素数、F値) | 約800万画素裏面照射型CMOS(F2.0) |
おサイフケ―タイ(FeliCa/NFC[FeliCa搭載]) | ―/― |
ワンセグ/フルセグ | ―/― |
生体認証 | ○(指紋) |
スグ電 | ― |
エリアメ―ル | ○ |
非常用節電機能 | ― |
ハイレゾ音源 | ― |
HDR動画再生対応 | ― |
UIMカ―ド | ドコモeSIM |
充電端子 | USB Type-C |
カラー | Silver Gold |
メ―カ― | Huawei Technologies |
記事執筆:秋吉 健
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