画像はプリンスホテルWebサイト

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プリンスホテルは26日、外国語Webサイトへの不正アクセスによって利用客の個人情報約12万5千件が外部に流出したと発表した。これまでに個人情報を悪用されたという報告はなく、日本語Webサイトからの流出はないとしている。

プリンスホテルの外国語Webサイトは、「ファストブッキングジャパン株式会社」に運営を委託。その親会社のフランス法人「ファストブッキング社」が所有するサーバーに対して不正アクセスがあった。個人情報の流出は2回に渡り、2017年5月から2018年6月の期間には氏名、国籍、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスのほか、予約情報や宿泊情報を含む5万8003件が流出。2017年8月以前には6万6960件の氏名、クレジットカード情報が流出したことがわかった。

プリンスホテルは、個人情報の流出を受けWebサイトのセキュリティを強化したと説明。流出の対象となる利用客へは、電子メールやカード会社を通じて案内を行うとしている。