占い師・小野十傳さんが伝授。互いの呼び名を調べるだけで、二人が性の舞台で奏でるであろう音曲=セックスの相性が判明する「呼び名音数占い」って?

あなたは彼を、彼はあなたを、お互いに何と呼び合っていますか? さっそく二人の相性を占ってみましょう。

【STEP1:呼び名音数を探す】

気になる相手に対して自分が呼んでいる呼び名をかなにし、上の表で探し、各文字の下にある数字を足していきます。2桁以上になった場合は各桁の数字を、さらに足し、1桁になった数字が相手の呼び名音数です。次に、その相手が自分を呼んでいる呼び名を同じように上の表で数値化、1桁になるまで足した数字が自分の呼び名音数です。※気になる相手のことを「鈴木くん」と呼び、相手からは「アン子ちゃん」と呼ばれている場合す(9)+ず(3)+き(6)+く(5)+ん(1)=242+4=6あ(1)+ん(1)+こ(2)+ち(3)+ゃ(5)+ん(1)=131+3=4

【STEP2:官能協奏曲を探す】

横軸のあなたの呼び名音数と縦軸の気になる相手の呼び名音数の交わるアルファベットを探して、下を見てください。アルファベットと対応する音楽が、あなたと気になる相手が奏でるであろう官能の調べです。例のアン子ちゃんと鈴木くんの場合はHでロックとなります。

ここでは、Gのブルース、Hのロック、Iの演歌の結果を見てみましょう!

ブルース(SEXの相性:星4つ)

罪悪感がもたらす一種異様な快楽が。

【基本的な性の相性】二人が肌を重ねると、ほろ苦い感傷に包まれるのは、ブルース特有の憂いを帯びた魂が宿っているからかもしれません。なんらかの理由で「こんな関係はいけない」という一種の罪悪感のような意識が生まれがちな関係です。でも、その罪悪感が快楽の深淵を刺激するのも事実。理由もなく涙を流しながらの行為は、激しいわけでも変態的でもないのに、なぜか指の先まで痺れるような深い快楽が。気がかりは、この相性を継続するといつしかセックスレスに陥りがちになる恐れがあること。快感をも罪と感じる意識が性から遠ざけるのかも。

【オススメの官能スタイル】交接の際に自ら太腿の内側を押し広げましょう。その罪深い密着度の高さで脳髄まで旋律が走り快楽にむせび泣くでしょう。

ロック(SEXの相性:星3つ)

野生動物に戻り欲望をぶつけ合う。

【基本的な性の相性】ロックの激しいビートとリズム。熱狂と興奮。これは二人のSEXをそのまま物語っています。ベッドは四角い格闘場と化し本能のおもむくまま欲望をぶつけ合う相性です。沸騰する官能。肉体という器に溜まった性欲が枯れるまで快楽を貪り合うだけ、まさに野獣のよう。行為の後にお互いの体に音符のように並んだキスマークに気づくでしょう。熱気で曇った窓ガラスを少し開けると、涼やかな風が…。この相性の二人は、愛とか恋とかの感情とは別の、激しくスポーツのようなセックスを楽しむ、と割り切れば、嵐のようなひと時を堪能できます。

【オススメの官能スタイル】バスルームでシャワーを浴びながら交わることで、狂乱度はさらに高まり頂点に達します。スタイルはもちろん片脚上げ対面体位。

演歌(SEXの相性:星2つ)

くつろぎ感が特徴。〆のSEXに必要。

【基本的な性の相性】演歌は心の故郷といわれますが、二人のSEXもまた、まったりと馴染んでしまう相性。くつろいだ愉しみの相手としては最高です。報道番組を見ながら、お互いの秘所をまさぐり、「どっこいしょ」とおもむろにことが始まり、「鼻毛が伸びてるよ」と途中で笑い転げたり、時にはマッサージに転じる場合も。まさに家庭的なSEXを満喫できる相性です。また、他の男とのSEXで満たされなかった時、「トドメを突いて」と〆を求める相手としても彼は最適。ただし、めくるめく快楽や、新しい刺激は期待できないかもしれません。

【オススメの官能スタイル】互いにセルフプレジャーに耽るさまを見せ合い、頂点に達する直前に挿入を。そうすることで、マイペースな快感を楽しめる関係に。

小野十傳さん 占い教室十傳スクール主宰。姓名判断、断易、四柱推命、奇門遁甲など東洋占いに精通。風角姓名判断はネットで大人気配信中。

※『anan』2018年6月27日号より。イラスト・黒猫まな子 監修・文・小野十傳

(by anan編集部)