仏北部の教会で赤ん坊に洗礼を授ける司祭(2013年7月21日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスのカトリック司祭(89)が洗礼式の最中に泣き叫ぶ幼児を平手打ちする動画が拡散し、ソーシャルメディアなどで批判が集まり、この司祭が洗礼式などを執り行う任務から外されたことが分かった。

 洗礼式が行われたのは、首都パリの南東約50キロのシャンポー(Champeaux)。21日にツイッター(Twitter)に投稿された動画には、司祭が泣き叫ぶ男児に「静かに」と命じた後、ほおをぴしゃりとたたく様子と、周囲の人々の息をのむ声、ショックを受けた両親が司祭の手から子どもを守ろうとする様子が捉えられている。

 司祭がいる街があるモー(Meaux)教区は、「高齢の司祭が疲労のせいで自制心を失った可能性はあるが、許されることではない」と述べ、通達があるまではこの司祭を洗礼式や結婚式、ミサを執り行う任務から外すことを明らかにした。

 司祭は22日、ラジオ局フランス・アンフォ(France Info)に対し、「あの子は泣き叫んでいて、聖水をかけられるように頭の向きを変える必要があった。『静かに』と言ったがおとなしくならなかった」と話した。さらに、「あれは、なでたのと軽くたたく行為の中間くらい」として、「おとなしくさせようとしたが、どうすればいいか分からなかった」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News