1845年開園、国登録記念物の名勝地「御船山楽園」にて開催する「チームラボ」とのデジタルアート展

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7月20日(金)から10月28日(日)まで、「御船山楽園」(佐賀県武雄市)で「チームラボ かみさまがすまう森のアート展」が開催。国登録記念物の名勝地である「御船山楽園」と「チームラボ」によるデジタルアート展は、毎年夏に開催されており、今年で4回目を迎える。

【写真を見る】「小舟と共に踊るコイによって描かれる水面のドローイング」御船山楽園の池の水面にプロジェクションしている

昨年、世界最大のアート、デザイン、建築のデジタルメディア「デザインブーム」で、「2017年のアートインスタレーション」の世界1位に選ばれたほか、世界中のメディアにも多く取り上げられるほど、世界的にも評価の高いアート展だ。

■ 小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング

「小舟と共に踊るコイによって描かれる水面のドローイング」は、池の水面を使ったデジタルアート。「人が小舟を漕ぎ進む」というリアルの演出と共に、映し出されたコイが優雅に泳ぐ。小舟が静かに浮かんでいると周りにコイが集まり、小舟が動き出すと避けていく。池に浮かんで進む小舟に影響を受けてコイの動きが変化し、この軌跡によって作品は描かれていく。

■ 増殖する生命の巨石

「増殖する生命の巨石」は、 長い年月をかけて形作られた巨石に、この地域の花々が咲いては散っていく。花を咲かせ、やがて散り、枯れて、消えていく変化を通して、自分という存在も繰り返されてきた生と死の連続性の上にあることを感じる作品となっている。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けているため、今この瞬間の絵は2度と見ることができない。

■ 小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々

「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」は、茶をたてると茶碗の中に花が咲いていく。茶が無くなると花も無くなる。茶碗に茶がある限り、また生まれ咲き続ける。人の動きの影響を受けながら、変容する花を楽しむことができる作品だ。

2018年の新作として加わる「呼応するランプの森」などを含め、50万平米の大庭園内には全18作品が展示される。どれも、もとからある岩や木、池の姿に一切の変更を加えることなく、作品化している。ここだからこそ体験できる自然とデジタルとのコラボレーション。ぜひ足を運んでみて。

[チームラボ かみさまがすまう森のアート]御船山楽園 / 佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100 / 大人1200円、中高生800円、小学生・未就学児無料(九州ウォーカー・今里香織)