ウエストを丸見えにする、短い丈のクロップトップが最高におしゃれな理由

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【モードをリアルに着る! Vol.35/小林直子】

 2018年春夏のトミーヒルフィガーのコレクションは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのスーパーモデルであるハディッド姉妹のお姉さんに当たるジジ・ハディッドとのコラボレーションによるものでした。
 内容は、ポストアスレージャーではないかと目されているモータースポーツスタイル。

 レーサーが着るようなタイトな革のジャケットとパンツに、ロゴ入りのクロップトップが、トミーヒルフィガーのカラーでもある赤、ネイビー、白、黒の配色で登場。現在23歳のジジのテイストとセンスが存分なく表現されていました。
◆胸の下からウエストまでを露出するクロップトップ
 ジジのテイスト。つまりこれは、ファッションに敏感で、おしゃれな20代だったら、絶対にこれが欲しくなるわ、というコレクションだったということです。特にコレクションのトップに登場したこのクロップトップのスタイルは、ジジのリアルなライフスタイルを象徴したものです。

 クロップトップとは、クロップ、すなわち通常よりは少し短めの丈のこと。ジジはこの胸の下からウエストにかけて露出する、このクロップトップを真冬でも着ていて、よく写真に撮られています。
 なぜ真冬でも胸の下からウエストまでを露出しているのでしょうか?それは、この部分の細さを周囲に見せつけるためにほかなりません。

 胸の下からウエストにかけて細いというのは、いわば若さ及び身体を鍛えていることのしるし。ぼんやりと自堕落に過ごしていたのでは、他人に見せられるようなウエストにはなかなかなりません。

 楽とハードだったら、ハードなほうを選ぶわ、というのがモデルとしての正しい態度。そしてそれこそが今、最もファッショナブルであると、ジジ・ハディッドはそのスタイルを示すことで表現しているのです。
◆スポーツウエアでの日常着スタイルに必要なのは整えられた身体
 さて、ラグジュアリースポーツウエアともアスレジャーとも呼ばれる、スポーツウエアを日常着にするスタイルに必要なのは、なんといっても整えられた身体。食べるものに気を配り、日常的にワークアウトして手に入れた肉体こそ、それにはふさわしいのです。

 そんなわけで、食べるものに気をつけて、日常的に運動をし、細いウエストを維持している皆さんは、ぜひともこのクロップトップに挑戦してみましょう。

 クロップトップのアイテムを手に入れるのは簡単です。大体のスポーツウエアのブランドか、もしくはヨガウエアを扱うブランドでは扱っています。

 より今風にしたいのなら、ブランドロゴがしっかりプリントされているものがお勧めです。また、わざわざそんなものを買いたくないという場合は、80年代風にTシャツの裾をウエストあたりで縛ってもいいでしょう。控えめですが、ウエストが露出します。

 そんなクロップトップに合わせるのは、やはりジジ風にタイトなボトム、もしくはトラックパンツなど、スポーツウエア。ジジはよくレギンス姿のまま街を歩いていますが、さすがにレギンスそのままは無理でしょうから、レギンスを履いた上からバギーパンツを履くのもいいでしょう。

 そしてクロップトップの上にはパーカーやウィンドブレーカーなどを着て、全身をスポーツウエアでまとめましょう。

◆ジムやヨガスタジオに行くときが一番ぴったり
 問題なのは、日本でこのスタイルをしてどこへ行くか、どこでやるかです。

 一番いいのはジムやヨガスタジオへ行くときです。この場合、違和感はありません。そのほかでは、ランニングをするときやビーチの近くを散歩するときなどもいいでしょう。

 露出が控えめなクロップトップでしたら、真夏の街着にしてもいいと思いますが、場所によっては嫌な顔をされるかもしれないので気をつけてください。