「インスタ映え」から「いいね!買い」へ!欲しいモノはSNS上に!!

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昨年の流行語となった「インスタ映え」。そんなSNSが消費行動に大きな影響を与えていることが明らかになった。SNSを活用する女性たちの中では、SNS上で欲しいものを見つけ、実際に購入する「いいね!買い」ともいえる現象が起こっているのだ。

ショッピングSNS「ROOM(ルーム)」を運営する楽天は、SNSとネットショッピングを行っている20〜50代の女性、800人を対象に「SNSと消費行動に関する調査」を実施した。

調査分析では、いいね!もフォローも積極的で、定期的な関係を築きにいくグループを「いいね!ハンター」(全体の5.3%)、いいね!はするが、フォローは限定してSNSを楽しむグループを「いいね!サーファー」(全体の25.8%)と名付けた。

トレンドに対する態度を聞いたところ、「いいね!ハンター」と「いいね!サーファー」は、「その他」(69.0%)に比べ、「トレンドを先取りするほうだ」「トレンドは一通り取り入れるほうだ」と回答した人が多く、この2グループの女性たちがトレンドを牽引していると言えそうだ。

 

欲しいと感じるものに出会うことが多い情報源に関する質問では、「いいね!ハンター」の35.7%、「いいね!サーファー」の40.3%が「SNS」と回答。「ブログ」と回答した人と合計すると「いいね!ハンター」の50.0%、「いいね!サーファー」の47.6%が、SNSやブログという個人発信の情報と回答した。このことから、トレンドを牽引する彼女たちの「欲しいモノ」との一番の出会いの場はSNSであり、個人が発信する情報に価値を置いていることがわかった。
 

SNSやブログで見かけたり、紹介されている商品を「探した経験がある」と回答した人は、「いいね!ハンター」が57.1%と最も多く、さらに「購入した」と回答した人は、35.7%。「いいね!サーファー」は、「購入した」と回答した人が40.3%にのぼった。トレンドを牽引するこの2グループは、SNSで欲しいものを見つけ、購入する「いいね!買い」が活発だと言え、「いいね!」によって積極的に他のSNSユーザーと関係を築く属性ほど、SNSを通じての消費行動につながっていることがわかった。

一方「商品を探したが見つからず、イライラした」と回答している人が「いいね!ハンター」では19.0%、「いいね!サーファー」では15.0%おり、その他のグループの7.6%と比べると、それぞれ約2倍にのぼっており、欲しいという欲求の強さが表れる結果となった。
 

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ROOMは、ユーザー同士が楽天市場のおすすめ商品を紹介しあえる「ショッピングSNS」。楽天市場で購入した商品や気になった商品を、自分で撮影した写真やコメント、ハッシュタグを付けて、他のユーザーに紹介できる。また、好きなユーザーをフォローして、そのユーザーのおすすめ商品をチェック、その商品が欲しい!と思ったらすぐに「楽天市場」で購入できることが利点だ。
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