スタジアムでは一言も語らなかったハメス。厳しい現実を受け入れ、ツイッターで絞り出すように言葉を紡いだ。(C)Getty Imags

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 コロンビア代表の大エースが、ついに沈黙を破った。
 
 火曜日の日本戦は怪我の影響でスタメンから外れ、後半途中の59分からピッチに登場したハメス・ロドリゲス。1-1の状況下で懸命に攻撃をリードしたが、動きはどこか重く、プレーにも本来の切れはなかった。73分に大迫勇也に決勝点を奪われ、万事休す。初の世界制覇を見据えて臨んだ前回大会得点王は失意のまま、無言で会場を後にした。
 
 試合終了からおよそ7時間後、自身のツイッターを更新。力強くリベンジを誓った。
 
「勝者はミスをしたくらいで足を止めたりしない。頭を上げて、より良くするために忍耐強く、次のチャンスを待つものだ。僕は代表チームを信じているよ」
 
 第2試合ではポーランドがセネガルに苦杯を舐めた。トップ2を争うと見られていたコロンビアとポーランドは揃って崖っぷちの窮地に追い込まれたのだ。次戦の直接対決は勝利しか許されない。
 
 はたしてハメスのコンディシィンは回復するのか。世界中のサッカーファンが注視している。