西野ジャパンのコロンビア戦“大金星”をFIFAも称賛している【写真:Getty Images】

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W杯史でアジア勢初の「対南米」勝利 アップセットで強烈なインパクトを残す

 日本代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で2-1と勝利。

 6回目の出場で南米勢からアジア初勝利を挙げた一戦を、国際サッカー連盟(FIFA)も「歴史的な勝利」と称賛している。

 日本は立ち上がりに攻勢に出て、前半3分にMF香川真司のシュートを相手MFカルロス・サンチェスがハンドで防いだ。これによってサンチェスが退場となり、獲得したPKを香川自らが決めて先制した。前半39分に同点FK弾を許したが、後半28分にFW大迫勇也がヘディングシュートで決勝点を挙げた。

 FIFA公式サイトで日本の立ち上がりと後半のプレーを絶賛した。

「試合は熱狂的なまでのペースでスタートした。日本の力はカガワのプレーでPKを得て先制することに表れた。日本は後半の試合を完全に支配した。大迫勇也のゴールの前にも何度となくチャンスを作っていた。そして、セットプレーからゴールを奪った。コロンビアがハメス・ロドリゲスやカルロス・バッカを入れて反撃したのにもかかわらず、再びの同点は許さなかった」

 そして、W杯の歴史においてアジア勢が南米勢から白星を奪った最初の試合となったことには、「日本はコロンビアにショックを与え、歴史的な勝利を勝ち取った」と称えている。大会屈指のアップセットを巻き起こした日本は、続くセネガル戦、ポーランド戦で3回目の決勝トーナメント進出を目指していく。


(Football ZONE web編集部)