北海道付近は、上空の寒気の影響でこれまでやや気温の低い日が続いていましたが、今日(19日)は道内で久々の夏日となりました。また、今季の最高気温を記録した所もありました。今日これまでの最高気温と明日以降の天気について解説します。

久々の25度超え!

北海道付近には東海上から高気圧が張り出し、南からはやや暖かく湿った風が流れ込みました。
そのため北海道内では気温が上がりやすくなり、12日ぶりに夏日を記録しました。最も気温が上がった滝上町では28.4度となり、真夏並みの気温を記録した所もありました。また、留萌では26.0度、江差でも24.1度となり、今季の最高記を記録した所もありました。その他、16時時点では道内44カ所で夏日となりましたが、札幌での最高気温は24.4度と夏日には届きませんでした。

明日もこの暖かさは続く?

今日は日本海側やオホーツク海側で晴れた所も多くなりましたが、湿った風の影響で太平洋側を中心にやや雲の広がりやすい天気となりました。
今日これから明日朝にかけては、やや広い範囲で雲に覆われ、太平洋側沿岸を中心に霧や霧雨の所がある程度で天気の大きな崩れはない見込みです。風はやや強く、雲が広がりやすいため、朝にかけての冷え込みは弱いでしょう。
明日も道北、オホーツク海側を中心に気温の上がりやすい状態は続きますが、西からは気圧の谷が近づき、夕方以降道北や道南方面では雨の降り出す所があるでしょう。札幌でも、夜には雨となる見込みです。帰りが夜になるような外出の際は、傘の用意を忘れずに。

明後日(21日)以降の天気傾向

21日も日中を中心に雨の残る所があるでしょう。22日以降も雲の広がりやすい天気が続きますが、多少晴れ間もあり、23日以降は気温も上昇傾向となる所が多くなります。札幌でも久々の夏日を望めそうです。