「おい!フジテレビ」指原莉乃、AKB48選抜総選挙スピーチ中のCM寸断に苦言

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 わかってはいたが、やはり完全に解決するのは難しい問題?

 SKE48の松井珠理奈が初の女王となった「第10回AKB48グループ世界選抜総選挙」が開催された6月16日。毎度のことながら、その中継特番をフジテレビが担当したが、毎年恒例の苦情がファンから集まっている。初代総監督の高橋みなみはスピーチ力に定評があり、そのスピーチはライトなファンの心にも響く内容であり、一部からは政界進出を期待する声も上がるほどだった。それだけにメンバーたちについては知らなくても、その総選挙のスピーチの内容が気になり、特番を視聴する層も多く、それを見越して、フジでは視聴者投票でスピーチNo.1を決める「スピーチ総選挙」を行っている。

 しかし、そのスピーチ中にCMが入るという事態が連続して起こる事態が発生し、ファンからは残念がる声が上がっている。

「11位のSKE48・惣田紗莉渚、10位のHKT48・田中美久のスピーチ中に連続してCMが入り、CM明けにはどちらもスピーチをちょうど終えた場面でした。これには副音声で解説を担当していたHKT48の指原莉乃も『あっ、聞かせてよ』『おい、フジテレビ!』と声を上げるほどでした」(エンタメ誌ライター)

 さらにいえば、1位の松井のスピーチも放送時間内に収まり切らず、スピーチの途中で番組が終わる残念な展開となってしまった。

「運営側もメンバーたちにスピーチ時間についての指示は出しているでしょうが、結果を知らない状態での生放送スピーチですから、予想外の順位で呼ばれたメンバーなら、時間をコントロールできないのは仕方ないこと。もちろん、スピーチ中にCMというのは今に始まったことではなく、毎年のように見られていますが、やはりファンとしてはそのスピーチを完全版で聞きたいもの。フジだけのせいではないとわかってはいても、視聴者の立場であれば、指原のようなツッコミを心の中でしてしまう人も多いのも無理はない」(前出・エンタメ誌ライター)

 ただ、テレビ放送には向かないイベントと批判は受けつつも、なんだかんだで反響が大きく、それだけ注目を集めているイベントというのも確かなこと。来年、多少でも改善されていることを願いたいものだ。

(田中康)