ものの言い方で真意は変わる!?「人に好かれるマナー」って?

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 普段の暮らしの中では多くの人に囲まれて生活しているものですが、できれば、人には嫌われるより好かれたいですよね。でも、そうなるためには、人として最低限のマナーを身につける必要も。いったい、「人に好かれるマナー」とは、どのような行動なのでしょうか。

 日本サービスマナー協会理事長である澤野弘さん監修の「使える!好かれる!ものの言い方伝え方 マナーの便利帖」(学研プラス刊)によると、ものの言い方や伝え方によっては、同じ意味でも大きく変わってくるといいます。例えば、「部長、ご苦労様でした」「部長、お疲れさまでした」の使い分けです。部長より上の役職であればご苦労様が正解ですが、目下から言うならお疲れ様が正解です。

 また、お腹が空いたときには「ハラ減った」と言うのではなく、「お腹が空きました」と言うのがマナーなんだとか。こちらは意外と言ってしまっているかもしれませんが、こうしたマナー違反があると、好かれるどころか印象を悪くさえしてしまいますよね。

 そして、意外と盲点なのが「わかりません」と伝えるとき。わからないことは素直にわかりませんでOKですが、「意味不明です」はNG。これは友人同士でも失礼に当たり、相手を馬鹿にしていることになるのだそうですよ。

 意外と気がついていないものの言い方。人から好かれて楽しい生活を送ることができるよう、注意したいですね。