意気込んで始めたけど続かない… ダイエットを成功させるヨガ

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ダイエットが続かない

ビキニを着て堂々とビーチを闊歩できるほどダイエットするぞ…。毎年恒例の宣言になっていないでしょうか?かたい決意をしてトレーニングウエアも新調してラン、スイム、ヨガなど、テーマを絞って打ち込んでみるけど、3日坊主だったり…。なかなかダイエットのモチベーションを保つのって難しいですよね。

なぜダイエットは続かないのでしょう?

飽きる。忘れる。疲れる。落ち着かない。食べたい…。などと言い訳が頭の中を駆け巡り、今日だけはサボってもいいよね?と明日も、明後日も…。と気がつけば、ダイエット宣言していたことが遠き記憶の彼方になり、通常モードで生活をしちゃっていませんか。

日常生活で頑張り続けている人ほど、緊張のテンションが張ったままになり、ストレス解消や緊張を緩める方法として、手っ取り早く甘い食べ物やドカ食いのストレス解消に走りがちです。

その過多な栄養や脂肪を蓄えてしまう食べすぎ、ドカ食いを防ぐには、その頑張りすぎている心の緊張とストレスを取り除くことが、実はダイエットへの近道になります。

それにはヨガがお役に立てます。ヨガは緊張やストレスを解消しながら、さらにダイエットに不可欠であるエネルギーを燃やし、筋肉量を増やす効果もあり一石二鳥。

と…。運動することはダイエットに効果的など、そんなことは百も承知だけど、ダイエットが続かないという人にも心理的効果が期待できる、決めの一手となるヨガのポーズをご紹介します。

心理的なアプローチをかけるヨガ

「ものごとに飽きやすく、根気の続かない性格が改善され、粘りのある性格になる」という、心理的効果のあるねじりのポーズ「アルダマツエンドラーサナ」です。

体を強力にねじるため、内臓の位置が正され、血行を促進し、脾臓、腎臓、腸を刺激するので便秘解消、ウエストの引き締めに作用し、体の歪みを取り除くのでプロポーションがよくなります。

食生活や運動生活、心の在り方のバランスを取りながら、ダイエットに結果を出していきたいですね。

【アルダマッチェンドラーサナ】

1:長座になります。
2:右ヒザを立てて、左足の外側へ置きます。
3:左ヒザは曲げながら、左カカトを右臀部の横へおきます。
4:左手を頭上に上げ、右手は右太ももの外側に起き内側へ押す。
5:息を吐きながら、上体を右側へねじりながら、左上腕を右太ももの外側へ引っかけるようにして当てる。
6:一度、顔を正面へ向ける。
7:上体を気持ちよく最大限に、右側へねじる。左ヒジで右足を押すテコの原理を利用する。
8:吐く息ごとにねじりが深まっていくように、ゆっくり10回ほど呼吸する。
9:反対側も同様に行う。
10:両サイド行った後は、休息し、体と心にじんわりと反応が広がるのを感じる。

週に2回ほど1往復。気持ちよさが「続ける」スイッチを押してくれます。2日は続くなら、2日で1回休むとか、2日で1回何かごほうびを考えるなど、自分のモチベーションアップの方法と組み合わせると、さらに続きやすい心が育まれますよ。

 

ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住