時間に追われているときは食事の準備をしたり、健康的な量を食べるということは優先度が下がってしまいがちなのでダイエットを守るのがむずかしくなっています。そういうときに置き換えダイエットはよい方法に思えます。

はじめる前にメリットとデメリットを知っておこう

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置き換えダイエットは1食分が個包装になっているレトルト食品やシェイクの形で準備も簡単、カロリーも低く、必要なビタミンも入っていいます。

「こういった置き換えダイエットの食品は選択することしなくてすみます。そして、体重を減らしたい患者さんの食事のコントロールと組み立てをしてくれるのです」とニューヨークのComprehensive Weight Control Centerの医師レカー・クマールさんは話します。

置き換えダイエットのためのシェイクやレトルト食品は手軽に見えるので、本当にうたわれているほどヘルシーなのか疑問に思うかもしれません。そこで専門家に置き換え食ダイエットについて聞いてみました。(もしこういったものを使うなら一度医師や管理栄養士にまず相談してみてからにしましょう)。

減量には役に立つ

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実際にこういった食品は効果があります。研究によると食事の置き換えプランは、体重を減らす初期段階では効果があるということが分かっています。「ダイエットをはじめた段階でなにを食べていいのか分からなかったり、食事を用意するのが大変なときに有効です」とクマールさんは言います。もし、ダイエットをどこからはじめたらいいのか分からないなら、食事の置き換えはカロリー摂取量を意識するのには役に立つ方法です。クマールさんによるとこういった食品はたいてい1食250から350キロカロリーしかないからです。

それ以外の健康的な観点からもメリットはある

なにか健康で気になることがあり、ある期限までに体重を減らしたいときは、このような食事の置き換えは健康的な選択肢かもしれません。「たとえば、人工股関節のための手術を控えていて、医者から『あと13キロやせないと手術はできない』といわれているような患者さんもいます」とクマールさん。手術のために体重を減らさなくてはいけないような場合には、置き換え食を使うことで生活がよくなることにつながるのでモチベーション高く行えます。

仲間意識をもつことができる

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食事の置き換えダイエットは自分で自分をコントロールできているという気持ちにしてくれます。「これは、こういったプログラムのメリットです。チームやSNSでのグループに入ったり、コーチがついたり状態で置き換えダイエットを行うとこのコミュニティーがダイエットを助けてくれます。停滞期やダイエットを続けていくうえで役に立ちます。研究によると、SNSのグループなどのサポートグループはダイエットを助けてくれることがわかっています。

規制されていない

置き換えダイエット食品の多くは規制されていないことを忘れないようにしましょう。つまり、なにかサプリメントの類が添加されている可能性があるということです。これは表示されていることと、原材料はまた違う可能性があるということだとAcademy of Nutritionの広報で管理栄養士でもあるクリスティ・キングさんは話します。キングさんによると、こういった食品は患者さんの服用している薬の効果に影響することもあるそう。置き換え食でもDiabetes Prevention Programによって認定されているようなものもあるので、それを確認するようにしましょう。

長期的な意味ではよい選択ではないかもしれない

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毎日の生活があるので、置き換え食品を使い続けるのはむずかしいのです。「ある地点で現実世界ともつながらなくてはいけません。そして現実世界ではいつもこのような置き換え食品が手に入るわけではなかったり、値段が高すぎたりします」。さらにアームルさんは、健康的な食生活の基本的なことを教えてくれないので、その点でも持続が難しくなると指摘しています。

断続的に使う方がよさそう

毎食を置き換え食品にするのではなく、たまに使うようにしましょう。「食事のすべてを置き換えるのではなく、一日一食をこういったものにしてみましょう」とアームルさんはアドバイスします。もし、健康的な食生活のなかに取り入れるなら、しばらくすれば使わなくてもよくなります。このようにゆっくりやっていくなかでヘルシーな食事を選ぶことを学んでいくので、少しずつ行うことが大切です。

食事の置き換えの先になにがあるかを考える

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食事の置き換えはゴールではありません。「置き換え食が終わったあとに何をするのかのプランが必要です」とクマールさん。置き換え食のダイエットプログラムが終わったあとにも、前に進み続けるためのサポートネットワークを用意しておくことが大切です。クマールさんが進めるのは、専門家のチームを用意することです。医師や管理栄養士や心理学者でもいいので相談して、この後のダイエットをサポートしてもらいましょう。

Maggie Finn Ryan/7 things you need to know before trying a meal replacement diet

訳/Noriko Yanagisawa