ポルトガル対スペインについて東口が持論を展開【写真:Getty Images】

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「結果論」と前置きしつつ、GK東口がスペイン代表GKデ・ヘアの対応に言及

 14日のロシア・ワールドカップ(W杯)が開幕し、15日にはグループリーグ注目カードの一つであるポルトガル対スペイン(3-3)が行なわれた。

 この試合でスペインのGKダビド・デ・ヘアがまさかのポロリで後逸から失点。そのミスは大きな注目を集めたなか、日本代表GKも独自視点で分析。「足で弾き出すのが無難」と持論を展開した。

 ポルトガルが開始4分にFWクリスティアーノ・ロナウドのPKで先制した試合は、前半24分にFWジエゴ・コスタが同点弾を決めて振り出しに戻った。そして1-1で迎えた同44分、スペインの名手デ・ヘアがまさかのミスを犯してしまう。ロナウドが放った低弾道の強烈シュートはデ・ヘアの正面に飛んだが、これを止め切れずに後方にボールをこぼし、そのままゴールに吸い込まれた。

 結果的にロナウドのハットトリックで3-3ドローに終わった一戦だが、デ・ヘアのミスが試合の流れに影響を及ぼしている。このプレーに触れたのが日本代表GK東口だ。

 あくまで「結果論」と前置きしながらも、「足で弾き出すのが無難じゃないかなと思う」と指摘。さらに「(ロナウドの)シュートの振りが早かったと思う。振りが早い分、手が間に合わなかった」とデ・ヘアの対応を分析した。


同じGKとして同情 「足がやったほうが良いという見解になるけど…」

「結果的に足でやったほうが良かったんじゃないかという見解になるけど、そこでの判断は一瞬。プレミアで毎日(振りが)早い奴のシュートを受けているキーパーでも判断ミスをする」

 マンチェスター・ユナイテッドの守護神として君臨するデ・ヘア。世界一流のGKが犯したミスに東口も衝撃を受けたという。

 もっとも、寂しそうに「入ったらそうやって言われるんですよね」とポツリ。同じGKとして同情を寄せていた。


(Football ZONE web編集部)