16日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏に行ったインタビューを放送。W杯初戦となるコロンビア戦のスタメンを予想した他、グループリーグ突破の可能性について語った。

番組が用意したボードに選手の写真を貼っていったトルシエ氏。まずはGKに川島永嗣を置くと、4バックのDFには、左から長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井宏樹の写真を貼った。
その理由を「コロンビアの選手は体格的にパワーがすごい。貧欲にゴールを狙ってきて決定力も高い。4バックのガードとディフェンスが大事」と話すと、「経験豊富なDFで抑える」と意図を説明した。

さらにトルシエ氏は、Wボランチを長谷部誠、大島僚太に。左サイドには柴崎岳、右サイドには原口元気の写真を貼った。そして、ワントップを大迫勇也にすると「私が考えるチームはコロンビアと前線で戦わなければいけない。それには乾の長所を使わないと戦えない」と説明し、前線で戦うには乾の個人技が必要だとした。

また、注目のトップ下には「チームをまとめて100%の力が出せる選手」として本田圭佑を指名したトルシエ氏。香川真司との違いを「(香川は)ボールを持った時に輝く選手。コロンビア戦、日本は守りを重視して少ないチャンスをモノにするべき。フリーキックやコーナーなどセットプレーの時に本田が必要になる」と持論を展開し、グループリーグ突破の可能性については「50%」とした。