香川真司と本田圭佑【写真:Getty Images】

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スペインのスポーツ紙「AS」が日本代表の現状をレポート

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に臨む日本は19日のグループリーグ初戦コロンビア戦に向け、カザンで調整を続けている。不安材料は別メニュー調整のFW岡崎慎司だ。初戦の出場が危ぶまれているが、スペインメディアも日本が誇る実績十分のストライカーの動向に注目。コロンビア戦のスタメンも大胆に予想している。

 運命の初戦を4日後に控える日本代表の現状をレポートしているのはスペイン紙「AS」だった。

「2018年ワールドカップの初戦を4日後に控え、日本代表は今もストライカーのシンジ・オカザキの回復を待っている」

 記事では岡崎は他のチームメートとは練習せず、ホテルのジムで別メニューをこなしたことを伝えている。

「日本代表監督のアキラ・ニシノは経験豊富なオカザキを23人の中で重要な選手と見ているが、彼を失う可能性を前にしてユウヤ・オオサコをテストした」

スペイン紙の先発予想では本田と香川が共存、果たして本番は…

 岡崎の回復が間に合わなかった場合は大迫の起用が有力だと分析。現状を踏まえて、同紙は「ジャパンは初戦となるコロンビア戦でこのような布陣を敷くだろう」とスタメンを予想している。

GK川島永嗣
DF酒井宏樹、吉田麻也または昌子源、槙野智章、長友佑都
MF長谷部誠、山口蛍
 本田圭佑、香川真司、乾貴士
FW大迫勇也または岡崎慎司

「ボールの扱いに長けたMF3選手、ケイスケ・ホンダ、シンジ・カガワ、タカシ・イヌイのラインとともに形成する4-2-3-1を選択するだろうことを全てが示している」

 同紙はなんと2列目で本田と香川が共存すると見ている。選手の並びを見ると右サイドに本田が入ると見ているようだ。実現すれば大きなサプライズとなるが……。スペイン紙も注目する日本代表の初戦。決戦の時は刻一刻と迫っている。(THE ANSWER編集部)