13日、日本の中高校生を中心に人気となっているショート動画アプリ「抖音(Tik Tok)」について、香港・フェニックステレビ(電子版)は同日付で「Tik Tokはなぜ日本でヒットしたのか」と題したコラムを掲載した。資料写真。

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2018年6月13日、日本の中高校生を中心に人気となっているショート動画アプリ「抖音(Tik Tok)」について、香港・フェニックステレビ(電子版)は同日付で「Tik Tokはなぜ日本でヒットしたのか」と題したコラムを掲載した。以下はその概要。

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中国のIT企業は資金力を得たことで海外進出を積極的に行っているが、海外で成功した例は少ない。Tik Tokはその数少ない成功例の一つである。では、なぜTik Tokは成功したのか?。日本市場での成功を例に分析してみたい。

Tik Tokは2017年の11月に日本のApp Storeの総合ランキングでトップに立つなど、人気を集めている。Tik Tokの日本市場での成功について、先日日本に行った際に日本のIT企業で働く友人からいろいろと話を聞いた。Tik Tokは日本市場でサービスを展開する際、日本語はもちろんのこと、日本の文化への理解も深い人材を確保した。Tik Tokが日本で成功した主因の一つに、大きな権限を現地の責任者に与えたことが考えられる。また、現地に溶け込む運営を行ったのも大きい。

日本市場に精通している人なら分かることだが、日中関係の影響で、中国企業が日本に進出する際はハードルが高く、成功の難易度も高い。そのため、Tik Tokは日本人が馴染みのある音楽をアプリに導入したり、恥ずかしがり屋の日本人がまねできるよう、複数で踊る簡単なダンス動画を掲載したりと、日本の文化、日本人の特徴を理解したうえで現地に適した運営を行った。

さらに、Tik Tokは日本市場のルールにのっとった上で、運営方針のみならず「姿勢」も重視した。テレビ局や芸能事務所などに何度も足を運んで良い関係を築いてきた。一見効率が悪いようにも見えるが、この謙虚な態度が日本市場で成功する重要なカギとなる。このご時世、お金がある企業はたくさんあり、野心を持つ企業も多い。それでも海外市場で成功を収めることは容易なことではない。Tik Tokの日本市場での成功は大きな参考価値を持っている。(翻訳・編集/内山)