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ヴォーカーズは6月14日、運営している就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」において、「上場企業の時給ランキング2018」を発表した。

同レポートは、集計期間内にVorkersへのレポート回答が5件以上ある上場企業1,902 社を対象に、有価証券報告書に記載 されている平均年収データ(2016年度)と、各社の月間標準労働時間(標準労働時間×20 日として集計)およびVorkersに投稿されている「平均残業時間(月間)」から「時給」を算出した。

第1位となったのはM&Aアドバイザリー会社のGCAで、時給は7385円。これに、キーエンス(時給:7083円)、三菱商事(同6252円)が続いており、トップ3は引き続き同じ顔ぶれとなった。

トップ10には、三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、三井物産、丸紅と総合商社が5社ランクインした。

トップ30の平均時給は5,151円と、引き上げられた東京都の最低賃金(958円)の約5.4倍に及んでおり、トップ30のうち13社が時給5,000円超えている。

以下、トップ30にランクインしている企業の社員のクチコミを紹介する。

「30歳1000万円、35歳1500万円、40歳1800万円。恵まれすぎている。この収入をもらえる企業は日系では伊藤忠商事、野村證券くらいであろう。外資系ならコンサル、金融くらいであろう。いずれにしても、時給換算するとこれほど恵まれた環境はない(営業・男性・三菱商事)」

「入社10年目1250万円。賞与の割合が高い。退職金は充実。入社9年目以降は残業代がなく、残業時間に制限がなくなる。住宅補助はないが、福利厚生は充実しているし、社販や複数企業からの割引なども多い(職能・女性・伊藤忠商事)」

「新卒入社12年34歳、部長付き、年収1500万円。海外赴任になればこの金額に手当てが加算され、赴任先次第では30代中盤でも2000万円を超える(メディア部門・男性・住友商事)」

「新卒入社7年目29歳、年収1000万円。30歳頃まではほぼ横並び。年収1000万円はほぼ全員達成できるが、そこから1500万円、2000万円と上げていくには、継続的に高い人事評価をとり続けていく必要がある(営業部・男性・三井物産)」

「入社4年目1100万円程度。残業代込み(月に58時間は超えない、休日出勤ゼロ)、ボーナスは年380万円程度(一般的な全社業績の年度)。海外駐在すればさらに上がると思われる(営業・男性・丸紅)」