【心理テスト】犯人はどの猫? 答えでわかる、あなたが判断ミスをしてしまうワケ

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 人生は判断の連続でできています。もし、あのとき別の判断をしていたら……。誰でも一度はそう考えたことがあるでしょう。しかし、判断した瞬間は、その判断が正解であると信じていたはずです。人はなぜ、判断ミスをおかしてしまうのでしょうか。心理テストで探ってみましょう。

【質問】
 あなたが目を離した隙に、隠しておいた刺身を食べてしまった猫がいます。どの猫があやしいと思いますか?

A:あやしさ満点の猫
B:いたいけな子猫
C:すましている猫
D:おデブな猫

 あなたはどれを選びましたか? さっそく結果をみてみましょう。

【診断できること】
「あなたが判断ミスを犯す理由」
 人は経験や知識に基づいて思考し、判断をくだします。しかし、その思考は先入観や思い込みに満ちていて、当てにならないことも多いのです。今回の心理テストで、あなたの思考の傾向と、そこから導き出される「判断ミスを引き起こしてしまう理由」がわかります。

■A……単純に判断しすぎる
 舌を出して、こちらの様子をうかがっている猫。あやしさ満点です。この答えを選んだあなたは、とても素直なタイプ。誠実そうな笑顔を向けられたら、相手の素性をまるで知らなくても、「いい人に違いない」とあっさり信じてしまうところがあるでしょう。ずばり、あなたが判断を誤る理由は、表面的な情報だけで物ごとを決めつけてしまうから。ほかの可能性を考えない単純さが原因です。痛い目にあわないためにも、自分の判断を疑ってみる癖をつけましょう。

■B……大穴を狙いすぎる
 ミルクを主食としているような、生まれたばかりの子猫。この答えを選んだあなたは、勝負師タイプ。常にスリルと興奮を求めていて、決断を迫られる場面で、まさかの可能性に賭けてしまうところがありそうです。ずばり、あなたが判断を誤ってしまうのは、そうした一発屋体質のせい。現実を無視して、ついおもしろそうなほうを選んでしまい、勝負に負けたり、判断ミスをおかしたりするのです。大穴狙いはほどほどにして、もっと地に足をつけることを心がけましょう。

■C……考えすぎる
 自分は関係ないといわんばかりに、おすまし顔をしている猫。この答えを選んだあなたは、状況を深読みするタイプ。表面的な理解で満足することはなく、必ず一度は、裏の事情を考えてみようとするでしょう。そんなあなたは、思考の罠にはまって判断を誤ってしまうところがある模様。裏の裏の、そのまた裏……と物ごとを突き詰めた結果、見当違いな場所へ着地してしまうことも多いはずです。ときには、シンプルに考えてみるのもよさそうです。

■D……ステレオタイプになりがち
 でっぷりと太った猫。この答えを選んだあなたは、固定観念にとらわれやすく、物ごとを類型的にみる傾向があるよう。今回の心理テストで、「盗み食いするのは、食い意地が張っている太った猫に違いない」と思ったように。そんなあなたは、凝り固まった価値観と決めつけによって判断ミスをおかしやすいタイプ。きちんとした根拠がないまま思い込みをゴリ押しすると、人に迷惑をかけたり笑われたりするもとです。事実確認を怠らないようにしましょう。

 人間ですから、判断ミスをしてしまうこともあります。大切なのは、間違いだと気づいたときに、どう行動するかです。きちんと間違いを認め、あらためる勇気を持つようにすれば、判断ミスを成長のチャンスにできるでしょう。
(月星七海)※画像出典/shutterstock