しんのすけ役を務める小林由美子
 - (C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

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 テレビ朝日は14日、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公・野原しんのすけの声を声優の小林由美子が務めることを発表した。今月1日には、しんのすけの声を長年担当してきた矢島晶子が、6月29日の放送をもって降板することを公表していた。

 臼井儀人による同名のコミックをアニメ化した「クレヨンしんちゃん」は1992年に放送を開始した人気アニメ作品。ちょっとおバカで憎めない元気な5歳の幼稚園児のしんのすけの声を26年と3か月を演じ続けてきた矢島だが、「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった」という理由から今回、降板に至った。

 7月6日の放送からしんのすけの声を新たに吹き込むことになった小林は、今回の起用について、「凡人ではとても思い付かないしんちゃん像を作り上げた矢島さんに改めて畏怖と尊敬の念でいっぱい」と矢島の偉大さについてコメントし、「みなさまに慣れ親しんでいただけるしんちゃんになれるよう、日々精進していきたいと思います」と意気込みを語った。小林は、1979年生まれの38歳。アニメ「リサとガスパール」のガスパール、「チャギントン」のウィルソン、「デュエル・マスターズ!」の切札ジョー、「鬼灯の冷徹」のシロの声などで知られている。

 テレビ朝日は、小林について、「これからまた新たなスタートを切る『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけを、明るく、真っすぐ、素直に、そして自然に演じていただける」とオファーの理由を明かしている。(編集部・梅山富美子)

■小林由美子コメント
このたび僭越ながら野原しんのすけ役をやらせていただくことになりました小林由美子と申します。
今回このような大役を仰せつかり光栄とともに責任の重さを痛感する毎日です。
今第1話から「クレヨンしんちゃん」を見直し勉強させていただいている中、この凡人ではとても思い付かないしんちゃん像を作り上げた矢島さんに改めて畏怖と尊敬の念でいっぱいです。
力不足な部分は多々ありますが、「お任せください!」と胸を張って言うことが、並々ならぬ思いで、27年という長い間大切に育てていらしたしんちゃんを後に託すご決断をなさった矢島さんとスタッフのみなさま、そしてずっと応援してくださっているファンのみなさまへの礼儀だと思っております。そのためにも矢島さんのしんちゃん魂をしっかり学び、一年でも早くみなさまに慣れ親しんでいただけるしんちゃんになれるよう、日々精進していきたいと思います。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。