さまざまな生物や物の中身を、“スケる(透ける)”を通じて紹介する「スケスケ展―スケると見える仕組みの世界―」

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さまざまな生物や物の中身を、“スケる(透ける)”を通じて紹介する「スケスケ展 -スケると見える仕組みの世界-」が7月14日(土)から9月24日(祝)まで、福岡市科学館(福岡市中央区)で開催される。

【写真を見る】動物のアレがスケて見えちゃう!

同展は東京五輪の誘致映像を手がけた映像制作会社「KOO-KI」が企画。最新のデジタル技術を用いたスケる体験や、骨格標本、透明生物の展示などさまざまなアプローチを通じ、外と中との意外な関係性、予想外の発見など、子供から大人まで幅広い世代の興味をくすぐる内容となっている。

■ 人間スケスケ

スクリーンに近付くと、自分の体がスケて骨や血管、筋肉が映し出される。筋肉や骨格が自分の動きに合わせて動く映像体験ゾーンとなっている。

■ 動物スケスケ

九州大学総合研究博物館所蔵の動物骨格標本をもとに、骨格に映像を投射し動かすことでリアルな動物の内側と骨格を比較して鑑賞することができるコーナー。この骨はなんの動物?いろいろな骨から外側を推測して楽しむことができる。

■ くらしスケスケ

楽器、機械やボールなど生活に身近な製品の内側をスケルトンモデルやカットモデルの展示により紹介。透明のピアノや中が見える車など、身近だけど知らなかった製品の中身を触って乗って感じることができる。

その他、透明な魚やクラゲなどの透明骨格標本を画面に映し出し、いろんな角度から生物の中身を見る体験コーナー「アクアスケスケ」や、箱に入っている中身を五感を使って感じることができる「いろいろすけすけ」、同展と連動した関連イベントも科学館内で開催する。「知らないことを知るって楽しい!」そんな思いが湧く“スケスケ展”。ぜひ親子で楽しんで!

[スケスケ展-スケると見える仕組みの世界-]福岡県福岡市中央区六本松4-2-1 / 092-731-2525 / 9:30〜18:00(最終入場17:30)※夏休み期間の7月21日(土)〜8月26日(日)は9:30〜19:00(最終入場18:30) / 火曜休み(ただし7月24・31日、8月7・14・21日は開館)(九州ウォーカー・今里香織)