中国メーカー「ファーウェイ」が日本市場を制覇 日本中でスマホやタブレットを展開、サポート強化も

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ファーウェイ・ジャパンは、6月11日に都内で新製品発表会を開催した。

発表会に登壇したファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデント 呉波(ゴ・ハ)氏は、中国 通信機器メーカー ファーウェイ(華為技術 / 英文表記:HUAWEI)が、グローバル市場において、2018年第1四半期のスマートフォン出荷数で3930万台に達したことを説明した。

また、2017年における研究開発費ランキングでは、
・Volkswagen
・Alphabet
・Microsoft
・Samsung
・Intel
に次いで世界6位となり、7位のAppleを上回っていることをアピールした。

さらに、2017年における欧州での特許出願件数は2398件と、LGやサムスンなどの競合他社を退けて1位となる。


研究開発ランキング(左)や特許出願件数ランキング(右)を引き合いに出してアピールする呉氏


一方で呉氏は、日本市場において、スマートフォンのSIMフリー市場および、タブレット市場でシェア1位を獲得したことも報告した。

もともと日本国内向けにもネットワーク機器を開発していたファーウェイは、2007年に当時のイー・モバイル(現:ソフトバンクのワイモバイルブランド)向けのデータ通信端末で日本のコンシューマモバイル市場に参入した。

その後、
イー・モバイル向けの携帯電話やスマートフォン
NTTドコモ向けのフォトパネルやモバイルWi-Fiルーター
などの提供を通し、KDDIやソフトバンク、さらにはUQコミュニケーションズにも端末の供給を拡大してきた。

市場が携帯電話からスマートフォンに移行するにつれ、通信事業者向けの端末提供は、スマートフォンだけでなく、タブレットの供給も増やしてきた。

ファーウェイはこれまでの実績を背景に2018年夏モデルで、すべての大手通信事業者にスマートフォンを供給するまでに成長した。

ファーウェイの通信事業者向け2018年夏モデルは以下の通り。
NTTドコモ
・HUAWEI P20 Pro

KDDI(au)
・HUAWEI P20 lite(64GBモデル)

ソフトバンク
・HUAWEI Mate10 Pro
・HUAWEI nova lite 2

ソフトバンク(ワイモバイル)
・HUAWEI P20 lite(32GBモデル)

UQコミュニケーションズ
・HUAWEI P20 lite(32GBモデル)

とりわけ、NTTドコモ専売モデルのHUAWEI P20 Proは、
・LEICA(ライカ)レンズを搭載したトリプルカメラを備える最上位モデル
・NTTドコモ限定モデル
といった点で、多くの注目を集めている。


NTTドコモ向けのHUAWEI P20 Pro。背面にはトリプルカメラを搭載する


さらにファーウェイの日本市場への展開は、通信事業者向けの端末だけではない。
11日の発表会では、SIMフリー市場向けに、
・HUAWEI P20
・HUAWEI P20 lite
を投入することを発表したのだ。


SIMフリー市場にはHUAWEI P20を投入する


SIMフリー製品は、各MVNO(仮想移動体通信事業者)が取り扱うことになる。
このほか、自社の公式オンラインストアでも販売される。

またSIMフリースマートフォンだけでなく、5月18日にはSIMフリーのタブレット製品
・HUAWEI MediaPad M5 Pro(Wi-Fiモデル)
・HUAWEI MediaPad M5(LTEモデルおよびWi-Fiモデル)
の販売も既に開始している。


およそ1カ月前にはタブレット製品も発売している


気がつけばファーウェイは、ほぼすべての日本の販売会社を通してスマートフォン、タブレット製品を提供、販売していることになる。

このファーウェイが次に注力しているのが、サポート体制の強化によるブランド力の向上だ。
ファーウェイでは6月20日より全国で7つの店舗をオープンする。
これらの店舗では、自社のすべての製品の修理を受け付ける。
東京・渋谷
神奈川・横浜
北海道・札幌
宮城・仙台
愛知・名古屋
広島
福岡


全国にファーウェイ製品の修理店をオープンすることを発表する呉氏


呉氏によると、日本市場向けにサポート体制を充実した修理店は今後も拡大していく予定だという。


撮影・執筆:2106bpm