元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏

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 元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が、「日本代表が決勝トーナメント進出できる可能性はない」と語った。フランス『レキップ』が報じている。

 2002年日韓W杯で日本を指揮し、ベスト16進出に導いたトルシエ氏は、その後カタール代表やマルセイユなどを歴任。中国クラブも指揮したが、今も日本を気にかけてくれている。

 そんなトルシエ氏がW杯に臨む日本について語った。「私はハリル解任を決断したことに驚いた。日本サッカー協会が不満をもっていたのは知っていた。だからW杯が始まる前に何かしら手を打ちたかったのだろう」と語り、「決勝トーナメント進出のチャンスはない。たとえ、ジョゼ・モウリーニョやアーセン・ベンゲルが指揮してもそれは難しいだろう」と、厳しい評価を下した。

「コロンビアが最初の試合、セネガルが第2戦だが、私から見れば理論上はチャンスがない。ノーチャンスだ。コロンビア代表もセネガル代表も、3〜5人の違いをつくれる選手がいる。日本にとっては非常に厳しい戦いになるだろう」としつつも、「誰もが運を必要としている。2002年W杯では韓国がベスト4まで進んだ。そういうサプライズが起こることだってある」と、日本の健闘を祈った。


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