ごく当たり前のこととして、膣があれば、おりものは出てくるもの。実際の見た目はさまざま。何日かはほかの日よりも重くなることもあるのですが、それはよくあることで、あくまで正常なのです。

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膣が何をしているかというと、自らをきれいにすることです。おりものを出して、継続的に過剰な、悪い細菌を排出しています」と、ジェシカ・シェファードさん(テキサス州ダラスのベイラー大学医学部、最小侵襲婦人科医)。

それで、おりものとは、正しくは何なのか? 「膣からのおりものは、一般的には子宮頸部(子宮の底にある狭い首のような通り道)の分泌腺から分泌された粘液あるいは膣や子宮頸部からはがれ落ちた細胞からできたものです」と、女性の保健についての専門家である医学博士、ジェニファー・ワイダーさん。

おりものは膣があるならつきものなのですが、ほとんど話題にのぼることがありません。だから、おりものの見た目が突然普通と違った状態になって、少し心配になっても、理解することができないのです。

「おりものの変化は生理周期の間で起こって当然のものですが、変化の状態によっては医師にチェックを受けた方がよいものも」と、医学博士で、オハイオ州立大学ウェクスナー医療センター産科婦人科のメリッサ・ゴイストさん。

気をつけたい主なおりもののタイプ、さらにどんなときに医師を受診するとよいかをご紹介します。

正常:透明なおりもの

「本来のおりものはたぶんこれ。運動したりセックスしたりすると増えていることに気づくかもしれません」とワイダーさん。米国保健福祉省(HHS)によると、1日に出るおりものの基礎的な量は、生理のサイクルによって変わってきますが、生理の直後には少なくなることが多く、排卵の前には増えてきます。

正常:ミルクのような白いおりもの

「これも正常で、1か月の異なるタイミングで表れてきます。特に生理周期の中間が辺りから出てくる可能性があります」とシェファードさん。

「一般的に正常なのですが、かゆみのような症状があったり、おりものが重いと気づいたりしたなら、膣カンジダの感染が起きている可能性があります」とワイダーさん。

正常:ネバネバしたおりもの

「身体が妊娠できるような状態になっており、排卵前にエストロゲンのレベルも上昇しています」とシェファードさん。おりものがいつもよりも増え、指の間でネバネバがわかるはず。「これは妊娠可能のサイン」とシェファードさん。

正常:ピンクっぽいおりもの

月経前におりものがピンクっぽいと、ちょっとドキッとしてしまうというのは納得。でも、大丈夫。単に子宮内膜がはがれはじめて、ゆっくり出ているだけ。もうすぐ生理です。ワイダーさんによると、「生理前に正常でないときには、着床のサインである可能性も。妊娠の早期のサインとしても知られているのです」。

赤信号:カッテージチーズのようなおりもの

ミルクのように白いおりものは正常なのですが、カッテージチーズのようだったら違います。「膣カンジダのしるしです」とゴイストさん。経験しているなら、薬を検討してみます。よくならない場合は、医師に受診します。

赤信号:魚のようなにおいのするおりもの

一般的に、おりものから膣とは別のもののにおいがすることはありません。でも、強い魚のようなにおいがするなら、細菌性膣症の可能性があります。膣内で細菌が過剰に繁殖することによる軽症の感染症です。

「おりものが灰色だったり白色だったり、軽かったり重かったりするのですが、教えてくれるのは魚のにおいなのです」とワイダーさん。アメリカ疾患対策センター(CDC)によると、細菌性膣症は通常、抗生物質のクリンダマイシンなどが使われます。医師を受診するようにします。

どんな女性も違っていて、「正常」にも幅があります。大切なのは、自分にとってどんな状態がいつも通りで、どんな状態がいつもと違うのかを知っておくこと。「いつもと違うと気づいたときに行動できるようになります」とゴイストさん。

もちろん疑わしいときには医師を受診します。「いつでもお待ちしております」とシェファードさん。

Korin Miller/Here's Exactly What the Color of Your Vaginal Discharge Means

訳/STELLA MEDIX Ltd.