鏡の中は、ぽっこりお腹で醜い私。そんな時に効果的なツボ

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美肌やダイエットに、ひと押し便秘解消のツボ

何だかお腹が張っている、食欲がなく、肌荒れも気になる…。そんな不調が続いたら、もしかしたらそれは、便秘が原因かもしれません。3日以上便がない人や残便感のある人は、便秘の可能性大です。

便秘を引き起こす原因は、腸の働きの低下やストレス、運動不足、水分不足などが考えられます。体の中を断捨離し、デトックスに最も大切な機能でもある便秘をほうっておくことはNG。たまった排泄物が毒素となり体中に流れて、さまざまな不調を招きやすくなります。情緒不安定や不眠になる可能性もあり、肌荒れ、ポッコリ下っ腹など、見た目にも影響します。

そんな状態から抜け出すために、今回は便秘を解消し体が軽くなるためのツボを刺激を紹介します。

ふとした時にできるお腹のツボ押し

便秘を解消するのにオススメのツボは、お腹の「腹結」(ふっけつ)。ヘソと腰骨の間を結ぶライン上の中間あたりがポイントです。

できれば仰向けになって、両手の4本の指をゆっくりと押します。息を吸いながらお腹を膨らませ、吐きながらお腹を凹ませ、4本の指を体の中心に向かって徐々に押し込んでいきます。

約10回ほど行いましょう。ここで大切なのは腹式呼吸!吐く息とともに、お腹を凹ませながら押すことが重要です。

もちろんオフィスで座っている時など、ふとした時間に押すのもオススメ。 朝のちょっとした時間、お腹の不快感を感じる時に、呼吸とともに行いましょう。

 

頑固な便秘には、足のツボもプラス!

足にも、便秘解消のツボが2カ所あります。「足三里」(あしさんり)と「上巨虚」(じょうこきょ)です。

・足三里は、ヒザの皿から指3本下の部分、すねの外側のポイントです。
・上巨虚は、足三里からさらに指4本分を下へ移動したポイントです。

それぞれのポイントは、骨の外側です。軽く握った拳でトントンとたたいたり、親指などをの腹を使って、ゆっくりと刺激を与えます。

足三里は万能のツボ。便秘だけでなく、食欲不振や下痢免疫力低血圧にも効果的です。上巨虚は、美肌にも。腸内環境を整え、血液やホルモンのバランスを整える効果があります。

頑固な便秘の場合には、お腹のツボと足の2カ所のツボをしっかりと定期的に押しましょう。または、朝起きてコップ1杯の水を飲んだり、積極的に歩いたりすると、内臓の働きが活性化します。

できる限り排泄物を出してから、食事をゆっくりと取るようなリズムにしたいもの。その日一日がとても軽やかに過ごすことができますよ。

 

ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住