彼と気持ちがすれ違ってる… と「孤独感」に陥ったらすべきこと

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彼との仲がしっくりこない…

彼とけんかしたわけでもないし、嫌いになったとか、浮気したとか、そんなことでもない。でも、何だか少し彼との間に距離感がある…。お互いに、相手のことを斜に構えてみているような、そんな状況に陥ってしまう時、ありませんか?心の奥底では、彼をすごく求めているのに、それをきちんと伝えられなくて、もどかしい…。

この先、彼と一緒にいるべきなのかどうなのか、自分の本当の気持ちがよくわからなくなってしまったり、そんな人もいるかもしれません。

そういう時にしたいこと、それは自分のことを見直すということ。

あなたは「どこを」見ていますか?

恋人であろうと、片思いだろうと、やってしまいがちなNGなことがあります。それは、「彼を」見ていないっていうこと。

どういうことでしょうか?それはつまり、あなた自身が独り相撲をしてしまうケースです。

彼とすれ違ってしまう原因。それは、あなたが「彼」をみないで「私」ばかりを見ていたり、「自分の気持ち」を見ないで「彼の顔色」ばかりみていたりすること。

例えば、彼が忙しくて最近、あんまり自分のことをかまってくれないという時、あなたは寂しいと思ってばかりいたり、友人からの自分の見え方ばかり気にして、彼がどんな精神状態になっているかまで、思いやることができなくなってしまうかもしれません。この時、あなたの寂しさを彼にぶつけてしまうと、彼はその重たさに苦い思いをすることになるかもしれません。

また、彼がしたいことや彼の言い分中心になってしまい、自分のしたいことや思いを後回しにしたり、押し殺したり。それは彼のため、彼を好きだから…と考えてしまう。そんなケースもよくあります。でも、これも彼におぶさっているだけで、対等な恋人同士にはなれません。そういう関係は信頼ではなく依存ですよね。

上記の二つの例の大きな違いは、彼を見るべき時に自分を見て、自分を見るべき時に彼をみてしまうという視点です。本来向けるべき視点は、真逆なのに、それを間違ってしまっているんです。

だから、何だか彼としっくりいっていない時、確認したいのは、あなたが「誰」を見ているか、ということ。判断基準は「彼への思いやり」と「自分を傷つけないこと」です。

恋人同士でも夫婦でも、それぞれが違う人間だから、別々の思いを持っています。だから、お互いに気持ちよくいるために、二つの判断基準を持って、彼との関係を整えていきませんか?

 

ライター:大嶋朋子/『Yogini』『YOLO』の他、多くのトレーニング本や、女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わる。インタビューした数は1万人以上。日々、女性の心と体について知識を深めている