左から牧瀬里穂、宮沢りえ、観月ありさ

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 V6の森田剛と子連れ再婚した宮沢りえ(45)。今や女優としての評価は揺るがないものになったが、デビュー当時の華麗なる美少女ぶりに比べ、ヤセ型でシワっぽくなったとギャップを惜しむ声も多い。

 宮沢と同時代にローティーンながら圧倒的な存在感を誇った観月ありさ(41)も、アラフォーになってからは二重あごが気になり、劣化したとの声も。

 さらに、結婚後は仕事をセーブしている牧瀬里穂(46)は露出控えめながら、SNSで見せる可愛さに注目が集まっている。しかし、ネットでは「こんなにゴツかった?」との意見もチラホラ。

 かつて、3人の頭文字をとって「3M」と呼ばれた“伝説の美少女”たちの30年前と30年後の評価は変化したのか? 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。

――当時の10代がみんな憧れた「3M」こと宮沢りえさん、観月ありささん、牧瀬里穂さんの3人ですが、みなさん結婚して人生の仕上げに入っている雰囲気ですね。

高須「ピーク時から30年か……みんなおきれいだけど、それなりに劣化した!」

――この3人は、ネット上でも「きれい」「いや劣化した」という意見がよく上がるのですが、中でも特に劣化が激しい人は誰でしょうか?

高須「ズバリ宮沢さん! でも女優として他の方にないものを持っているし、ハーフ独特の透明感もある。そこに森田さんはひかれたんでしょうね」

――結婚して幸せの絶頂だと思いますが、宮沢さんがひときわ老けてしまった理由はやはり……。

高須「激ヤセしたからでしょう! もっと太りなさいよと言いたい! でも話題の舞台にしょっちゅう出たり、芸能活動の消費カロリーも一番高そうだよね。ここまでヤセちゃうと肌もパサついてシワっぽく見えるし、きれいな丸顔は見る影もないよ」

――この年齢になると、ヤセることは健康維持でもありますが、老化の要因にもなるんですね。ところで、美人度的にこの3人の昔と今をランク付けするなら、いかがでしょうか?

高須「まず、若い頃のランキングは上から宮沢さん、観月さん、牧瀬さんだね! 宮沢さんはハーフの良い部分が十分に出た、文句なしの美少女でしたし。次点は小顔で驚愕スタイルの観月さん、最後に身近な可愛さが魅力の牧瀬さんでしょう」

――では今は?

高須「まぁ割と維持している観月さん、ちょっとゴツくなった牧瀬さん、そしてすごくしぼんだ感じになっちゃった宮沢さんの順番です。まったく、ランキングは入れ替わったな〜」

――30年という時間の長さを感じます。では、3人の今後の劣化防止策はいかがでしょうか?

高須「みんな顔はおきれいなんだから、ヤセないこと! でも観月さんは二重あごが気になるから、あごを脂肪吸引してもいいかな。牧瀬さんは宮沢さんほどヤセてないけど、顔が骨っぽいのでこれ以上ヤセると、さらに面長な顔が強調され、老けて見えると思います」

――なるほど。ところでこのかつての美少女たちは、今を代表する美少女、広瀬すずさん、橋本環奈さんと比べると顔の特徴の違いはありますか?

高須「今世代の広瀬さん、橋本さんのほうがふんわり丸い印象の赤ちゃん顔だね! 宮沢さんら3人のほうが、顔の方向性もそれぞれ個性的だったかな」

――それは、今は赤ちゃん的な幼顔のほうが受けるということでしょうか?

高須「宮沢さんや観月さんみたいな、くっきり美人タイプは、今や増えに増えたハーフタレントがいるし、日本人のティーン女優さんはそのタイプに該当しない幼顔のほうが活動しやすいのかもね。それと、世の中が精神的に成熟してないせいで、無知そうに見える幼さのほうに親近感が湧くのかもしれません!」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。最新刊は『炎上上等』(扶桑社新書)。

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