タバコの吸い殻など街中でのごみのポイ捨ては世界各国で問題になっているが、同じく頭を悩ませている韓国で驚きの対策が始まった。資料写真。

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2018年6月7日、北京青年報によると、タバコの吸い殻など街中でのごみのポイ捨ては世界各国で問題になっているが、同じく頭を悩ませている韓国で驚きの対策が始まった。

韓国の首都・ソウル特別市の東に位置する九里市は、ごみのポイ捨てを処罰する方法から、報奨金を支給する方法へと転じた。報奨金制度は、ポイ捨てされたタバコの吸い殻を拾って届けると、1本あたり10ウォン(約1円)、最高で月3万ウォン(約3000円)支給するというもの。

韓国・中央日報によると、ソウルではタバコのポイ捨ての処罰件数は年々増加しているが、処罰されていない例も含めるとポイ捨て数は膨大な数に上る。しかも、雨水升などに捨てられた吸い殻の処理には年80億ウォン(約8億円)もかかっている。

廃棄物管理法により最高5万ウォン(約5000円)の罰金が科せられるなど、タバコのポイ捨てに対する厳罰化が進んだが、思うような効果は上がらず、多くの都市で逆にポイ捨ては増える傾向にある。

そうした中で始まった九里市の取り組み。報奨金の額は少ないものの効果はかなりのもので、実施から1カ月半で市民317人が98万本余りもの吸い殻を拾ったという。市は回収した吸い殻を堆肥化する計画も進めている。(翻訳・編集/岡田)