できるなら、人にも自分にも嘘をつかずに生きていきたいと思うもの。しかし、嘘も方便。ときにはやむをえず嘘をついてしまうこともあるでしょう。
生きていれば、必要な嘘もあるものです。ここではそんな、仕方なく嘘をついてしまった瞬間を聞いてみました。

仕方なくつく嘘

子どもの写真を見せられて「可愛いね」

「知り合いとか会社の上司に子どもの写真を見せられたとき、たいして可愛いと思わなくても『可愛いね』って言う。ほとんどの親は自分の子を可愛いと思っているからそう言ったほうが無難だと思って……」(20代/IT)

▽ 誰だって自分の子どもは可愛いと思うもの。そして、人に見せたときに「可愛いね」と言ってもらいたいのが親心です。あまり可愛くなくても「可愛くないね」なんていうのはタブー。
心の中では「そんなに……」と思っていても、「可愛いね」と褒める人も多いようです。可愛い以外の言いようがないですよね。

就活で「御社の企業理念に共感しました」

「就職活動で志望理由を聞かれたとき、たいして考えてなかったから『企業理念に共感しました』って答えた。全然共感してないけど思い浮かばなかったし」(20代/学生)

▽ 多くの企業にエントリーしていると、どの企業がどんな理念をもっているのかなんて忘れてしまうもの。とはいえ、志望理由を聞かれたら条件反射で「企業理念に共感しました」なんて答えてしまうこともあるでしょう。そんな就活生も少なくありません。

自分の親に「家族で仲良く暮らしてるよ」

「実家から電話があって最近どうって聞かれたら、『仲良く元気に暮らしてるよ』って答える。夫は浮気したし、子どもは反抗期だけど、余計な心配をかけたくない」(30代/主婦)

▽ 本当は問題が山積みになっているのに、余計な心配をかけたくないからと、親には幸せに暮らしていると伝えている人も多いです。夫が浮気をしたり子どもが反抗期だったり、人間関係にトラブルが起こったりと何かと問題が起こることもあります。
そんなことをスルーして「元気だよ」と答える人もたくさんいるのかもしれませんね。

一度もいたことないけど「彼氏は3年くらいいない」

「本当は一度も彼氏がいたことないけど、どれくらいいないのって聞かれたら『3年くらい』って答える。色々と詮索されるのが好きじゃないし、モテないと思われたくもない(笑)」(20代/医療)

▽ 彼氏ができたことがないというだけで「どうしてなの?」「恋愛に興味ないの?」などとあれこれ詮索されてしまうもの。それが面倒で「3年くらいいない」と答えている人もいるようです。
たしかに、言いたくないことを言わずにすむためにはこんな嘘も必要なのかもしれません。

面倒くさいメールに「ごめん、寝てた」

「友達から長い愚痴のメールが送られてきたときに、面倒くさいので既読スルー。翌朝『ごめん寝落ちしちゃった』ってあやまりつつ短文で返す」(20代/学生)

▽ 長々と送られてきた愚痴のメールに返事をするのは面倒くさいもの。そんなときは「ごめん、寝てた」などと睡眠を言い訳にして返事を遅らせる人もいるようです。たしかに、時間がたてば相手の愚痴の熱も冷めているかもしれませんね。