【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は、シンガポールで12日に開催が予定される朝米(米朝)首脳会談に続き、現地で南北米3カ国の首脳会談が開かれる可能性が低くなっているとの見方を示した。

 青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は7日の記者会見で、シンガポールで南北米首脳会談が開催される可能性を尋ねられると「現時点で開催の可否について断定して述べるのは難しい」としながらも「時間がたつにつれ可能性が低くなっている」と答えた。

 青瓦台の高官も聯合ニュースの取材に対し、シンガポールでの南北米首脳会談開催が厳しくなりつつあることを認めた。

 また、南北米首脳会談が南北軍事境界線のある板門店で来月開催される可能性が取り沙汰されていることについては、「推測にすぎない。それについても今は何とも言えない」と慎重な態度を示した。