インテル、ボルドーのマルコムと個人合意も…クラブ間交渉は難航

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 インテルがボルドーに所属するU−20ブラジル代表FWマルコムの獲得で、選手との個人合意に達したようだ。6日付のイタリアメディア『InterNews』が報じている。

 インテルは年俸は250万ユーロ(約3億2000万円)、長期の5年契約を提示し、これをマルコム側が受け入れることとなった模様だ。しかし、インテルとボルドーのクラブ間交渉はうまく進んでいないという。ボルドーの要求額は5000万ユーロ(約64億円)だが、インテルには4000万ユーロ(約51億円)以上を支払う用意がないことが原因と見られている。

 インテルの他にもパリ・サンジェルマン、リヴァプール、ドルトムントなど複数のビッグクラブがマルコムに関心を寄せていると報じられている。そのため、インテルはマルコム自身との合意を得たものの、移籍金が高額なこともあり、移籍交渉から撤退を余儀なくされる可能性もあると予想されている。

 マルコムは1997年2月26日生まれの21歳。今シーズンのリーグ・アンでは35試合に出場し12ゴールを挙げる活躍を見せ、一躍注目の存在となっている。