ハイターゲット・トイ部門受賞作「DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV」

写真拡大

6月7日(木)〜10日(日)の期間、東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2018」。それに先立ち、「日本おもちゃ大賞2018」の発表授賞式が、6月5日(火)に東京国際フォーラムで行われた。

【写真を見る】「変身ベルト DXビルドドライバー」をはじめ、どのおもちゃも魅力的

「日本おもちゃ大賞」とは、良質で市場性のある玩具開発の活性化および、玩具に対する消費者の評価と関心の向上、消費者の生活をより豊かにする“楽しさ”の追求を目的に創設された賞のことで、カテゴリーは7つの部門に分かれている。各部門の受賞商品は以下の通り。

■ ■ボーイズ・トイ部門

主に男の子向けの優れた玩具が対象。受賞作はエポック社の「野球盤3Dエース モンスターコントロール」(1万2960円)。9種類のコースへの投げ分けができる“3Dコントロールピッチング機能”など、多彩な機能を搭載し、投打の駆け引きがさらに熱くなった究極の野球盤だ。

■ ■ガールズ・トイ部門

主に女の子向けの優れた玩具が対象。受賞作はセガトイズの「しゅわボム カップケーキベーシックセット」(3780円)。世界でひとつ、自分で作ったバスボムで癒しのバスタイムが楽しめる商品。クッキング感覚で作れ、シリーズ展開も想定しているという。

■ ■エデュケーショナル・トイ部門

子どもの知育・教育に貢献する玩具。受賞作は学研ステイフルの「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」(6458円)。パソコンもスマートフォンも不要。カードをかざすだけの簡単操作で、気軽にプログラミングを体験できる玩具だ。

■ ■共遊玩具部門

障がいがある子どもと、そうでない子どもが“ともに遊ぶ”ことができるよう、さまざまな配慮が施された玩具。受賞作はタカラトミーの「トミカ4D」(1728円)。大きさや形は従来のトミカだが、ボディを指で押さえ込むと、本体が震えてエンジン始動音が鳴り響く。始動後はブルブル震えてアイドリングを再現するなど、手のひらの上でリアルなエンジン音・鼓動を感じられる逸品。

■ ■コミュニケーション・トイ部門

世代、性別を問わず楽しめる娯楽性の高い玩具。受賞作はタカラトミーの「人生ゲーム タイムスリップ」(4298円)。国内発売50周年を記念して制作された、50年間の話題をマスに反映した商品だ。未来の50年を予想した“未来ステージ”も付属し、繋げれば100年分楽しめる。

■ ■ハイターゲット・トイ部門

大人が楽しめる玩具。受賞作はBANDAI SPIRITSの「DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV」(5万9940円)。“超合金”シリーズが培ってきた技術のすべてをつぎ込み、サイズや合体機構はもちろん、発光や音声といった要素にもこだわった、ファンにはたまらない玩具。

■ ■イノベイティブ・トイ部門

素材・技術的に優れた玩具や、新規性のある玩具。受賞作はタカラトミーアーツの「おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン 100円玉専用/バンクニャン 500円玉専用」(1万584円)。Wi-Fi接続環境で、その日のニュースや天気なども教えてくれる、IoT(モノのインターネット)貯金箱。

また授賞式では、これらの7商品に加え、前年度ヒット・セールス賞としてバンダイ「変身ベルト DXビルドドライバー」(オープン価格)、日本おもちゃ大賞特別賞としてアガツマ、ジョイパレット、セガトイズ、バンダイの4社が販売する「アンパンマン」シリーズも紹介された。これらの商品が気になる人は、6月9日(土)・10日(日)の「東京おもちゃショー2018」一般公開日に足を運び、直接触れてみてはいかがだろう。(東京ウォーカー(全国版)・ソムタム田井)