ユニクロ×トーマス マイヤー、買うべき&避けたいアイテム/バイヤーMB

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 5月に発売されたユニクロとトーマス マイヤーのコレクション。ボッテガヴェネタのディレクターを務めたとトーマス マイヤーのデザインは、気品と高級感があるものばかり。今回は「買うべき」と「買っちゃいけない」両方指南します。ショッピングのご参考にどうぞ。

◆買うべき3アイテム
●着てみると使える! ソフトコットンギャザーブラウス(7分袖) ¥1,990

 写真で見るとなんだか地味、近所のおばちゃんの割烹着感があるけれど。実際着用してみると意外と使えるのがこちら。ギャザーブラウス。丸っこいシルエットがポイントのブラウス、実はこちら着丈違いでワンピースも展開していたのですがそちらは早い段階で完売。感度の高い人はこの商品チェックしています。

 麻など粗めの素材では「割烹着」にもなるでしょうが、こちらは滑らかな風合いのツヤ感あるコットン。ドレスシャツに使うような風合いで高級感があります。

 ふんわりボリュームをもたせて体型を隠しつつも、袖先はすぼまっており細身に感じさせる作り。ビッグサイズ系を「デブ」に感じさせないためには「手首」や「足首」などを露出することです。くびれのあるこれら部分は体の中でもとりわけ細い箇所。露出することでビッグサイズでもスッキリと感じさせてくれるのです。

 さらにこのブラウス、細身に感じさせる仕組みだけでなく、袖先を自由に上げ下げすることが可能。長袖ですが、袖をクッとあげるだけで半袖~5分袖に早変わり。商品写真にもある通り様々な袖丈でシーズンレスに楽しめます。

 体型隠しだけでなく通年使えるように工夫されているアイテム。「この時期に長袖!?」と思った人も多いでしょうが、実はなかなか考えられているのです。

●ビーチやアウトドアに エアリズムパイルパーカ(長袖) ¥2,990

 吸水性の高いパイルパーカー。なんとこちらユニクロ得意のエアリズム素材で軽く通気性も良い。肉感のあるパイル素材ですが夏ビーチなどでも使えるアイテムに。アウトドアで肌焼けが気になるタイミングなどにおすすめです。

 パイルも素材が千差万別。少し毛足が長いとなんだかモサモサと安っぽい印象がありますが、こちらはツヤを感じるほどの短い毛足。袖周りは細く、着丈も短いタイトシルエット。パーカーでも大学生の様にならず品良く大人な印象です。

 ジップを開き気味に止めれば胸回りにボリュームがあり、腰回りをキュッと細くメリハリのある体型に見せることができるのもパーカーのメリット。夏のビーチスタイルで体型を綺麗に見せてくれでしょう。機能面だけでなく形も整った良作です。

●メリハリボディに見える チノワイドショートパンツ ¥1,990

 ウエストは紐が通してあり調整可能、限界まで細く締めることが出来ます。一方で裾はかなり広がった形になっているので、対比で腰回りをさらに細く感じさせてくれるシルエット。

 夏は薄着で体型を隠すことがしにくいので、こうしたメリハリを感じさせる形作りが重要。タックインしてウエストマークすれば脚長かつメリハリあるボディーに。

 ただしこうしたワイドショーツはメンズライクに感じるため子供っぽく見られがち。しかしこのアイテムは少し着丈を長く設定し、まるでスカートの様なフォルムに見えるため夏休みの子供感はあまりありません。

 値段は手頃ですが素材感もハリのあるチノ素材で耐久性高く、長く愛用できそうです。

◆買ってはいけない2アイテム
●なぜこの季節に? フライトジャケット+E ¥5,990

 おそらく本コラボのメインアイテムでもある「フライトジャケット」。イメージルックなどでも度々使われています。襟高で小顔に見え、ウエストもシェイプしてある綺麗な作り。肉感ある素材でユニクロとは思えないほど上質ですが・・・残念ながら季節にそぐわなすぎ。5月発売でコレを出すってのは一体どんな判断なのか・・・。高級感ある肉厚な素材は魅力的ですが、さすがにもう暑くて着ることができません。秋冬まで温存しておく覚悟のある人しか買えません。

●買うべき理由がない ビーチサンダル+E  ¥1,990

 インソールがタオル素材でフワフワとしており、履き心地良い・・・こと以外は何の特徴もない単なるビーチサンダル。この手のビーチサンダルは1000円以下でいくらでも展開されているので、わざわざコレを買う理由が思いつきません。

 どうしてコラボでこんなありきたりなアイテムを作ってしまったのか。悪くはないけど特別コレを買う理由もありません。

<TEXT/MB>
【MB】
メンズファッションのバイヤー(レディスのキャリアもあり)。年間数十のブランドの展示会に足を運び、買いつけを行う。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、メルマガ「最も早くオシャレになる方法」では、女性にも参考になる。著書は『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など多数