女優の宮地真緒が、5月27日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)に出演し、NHKの朝ドラ『まんてん』(2002年)の舞台裏について語った。

 デビューしてすぐはグラビアを中心に活躍したという宮地。NHKの番組アシスタント出演をきっかけに、朝ドラのオーディションを受けることになったという。

 総勢1916人の中から合格した宮地だが、番組で「受かる自信はあったか?」と聞かれ、「なかったですね。当時はお芝居もめっちゃやりたい感じではなかった」と発言。

 本人曰く、演技経験もなく、東京での短大進学や住居が決まっていたため、大阪での撮影にあまり乗り気ではなかったらしい。

 朝ドラの収録は過酷で有名で、撮影が始まってすぐにプロデューサーから、「逃げないで」「倒れないで」と念を押された。

 月曜と火曜でリハーサルをこなし、その後3日間で撮影。土日にロケ撮影や広報活動が入ることも。ヒロインは出演シーンやセリフ量も多く出ずっぱりのため、「楽屋に戻る時間がなかった」という。

 セリフに関して宮地は「土日の時間あるときに(台本を)全部覚える。リハまでに頭に入れておかないと。一番の新人だし、みなさんにご迷惑をかけるわけにはいかないので」と振り返った。

 ここで司会の東野幸治から「近づいてくる悪い俳優とかは?」と聞かれると、「ちょいちょい……。好きな男の子と遊んだり。NHKから自転車で心斎橋に行って、アメリカ村に行ったりしていました」と回答。収録のない日や、撮影が夕方に終わったときなど、ちゃっかりデートをしていたと告白した。

 一方気になる朝ドラのギャラ事情だが、「私はお給料制だった。(後から計算したら、時給)300円くらい」と暴露。あまりの安さに驚愕するが、衣食住はNHKと事務所が折半していたらしく、給料分は「丸々」手にすることができたという。

 番組では、朝ドラ終了後も天真爛漫で元気なイメージが付きまとったことに対し「(本当は)明るくない。元気もない。清純じゃない。十字架が重い」と語っていた宮地。過酷な半年間の撮影後は “朝ドラロス” にも陥ったというから、朝ドラは女優にとってもっとも大変な仕事の一つであるようだ。