インターネットの通販利用者が増え続けると同時に、増え続ける宅配便の取り扱い。国土交通省が行った調査によると、2012年から直近5年で取扱個数が約5億個増加。最新データの2016年度の取り扱いは約40.2億個にのぼっているそうです。そんな中深刻な問題となっているのが、それにともなう宅配便の再配達。再配達によって配達ドライバーの負担が増加し、人材不足も問題になっています。

「配達されることが分からない」荷物はどうやって再配達を回避するべき?

堅実女子の中でもインターネット通販を利用する人は多いと思います。さらに仕事をしていると家を留守にすることが多くなり、帰宅するとポストに宅配便の不在届が入っていた……ということも多いのではないでしょうか?

「マイボイスコム株式会社」の調査結果によると、直近1年間に配達された宅配便のうち、再配達になった割合は以下の通りとなっています。

「ほぼ毎回再配達になる」が3.7%。何とかならないものでしょうか……。

一番多いのは「1〜2割くらい」(37.9%)。「ほぼ毎回直接受け取る(再配達にはならない)」という人も19.8%いました。しかし「5割くらい」は12.3%で、それより多い人の割合を計算すると21.2%に。全体の約2割ちょっとは2回の1回以上が再配達となっているのが現状となっています。

ではなぜ再配達となってしまうのでしょうか?同調査ではその理由についてもアンケートを行っています。

再配達になる理由

1位 荷物が配達されることを知らなかった……38.4%

2位 荷物が届くことは知っていたが、配達日時が分からなかった……37.6%

3位 配達日時を知っていたが、自宅にいることができなかった……21.5%

4位 自宅にいたが、気づかなかった(チャイム・呼び鈴が聞こえなかったなど)……8.4%

5位 配達指定日時に都合が悪くなったが、変更ができなかった……6.0%

6位 配達指定日時どおりに配達に来なかった(指定日時より早く・遅く来た)……5.8%

7位 自宅にいたが、配達員が持ち帰ってしまった……3.2%

8位 自宅にいて気づいていたが、玄関に出られなかった……2.8%

9位 宅配ボックスが空いていなかった……2.2%

通販など自分で手配した荷物であれば、配達日や時間などはある程度検討はつきます。しかし他の人からの届け物の場合、それができないのはある程度仕方がないこと。上位をみると、そういったケースにより再配達となってしまうことが多いようです。しかし問題なのは「配達日時を知っていたが、自宅にいることができなかった」が案外多いこと。急な用事ができるのはある程度仕方がないことですが、そういった場合は配達の時間変更などで臨機応変に対応したいものです。

再配達にならない工夫を「特に行っていない」人は約2割に

さらに同調査では受け取る側による「宅配便で再配達にならないための工夫」についてもアンケートを行っています。最近は再配達を減らすために「宅配ボックス」を設置したり、コンビニやスーパーなどの店頭受け取りなどのサービスも増えていますが、どのくらいの人が利用しているのでしょうか?調査結果は以下の通りです。

宅配便で再配達にならないための工夫

1位 日付指定便にする……54.8%

2位 特に行っていない……20.6%

3位 配達予定日時の通知メールを設定……12.4%

4位 配達業者に連絡し、受取日時・場所を変更する……11.3%

5位 コンビニ・スーパーなどの店頭受け取りにする……7.3%

6位 送付先を確実に受け取れる場所にする……2.8%

7位 宅配ボックスに入るサイズにする……2.3%

8位 駅の宅配ボックスを受け取りにする……0.7%

「コンビニ・スーパーなどの店頭受け取り」や「宅配ボックス」はまだ少数しか定着していない一方、やはり王道は「日付指定便」(54.8%)。しかし前述の調査結果をみると日付指定は「配達指定日時に都合が悪くなったが、変更ができなかった」(6.0%)といった落とし穴があるので、油断できません。ほか「自宅にいて気づいていたが、玄関に出られなかった」(8.4%)という人もいますが、例えばトイレや入浴中など出られなくても仕方がないことは確かにありそうです。

「自宅にいて気づいていたが、玄関に出られなかった」がトイレやお風呂なら仕方がないですが、時に「すっぴんだった」「パジャマだった」ということも女子はありがちです。

さらに調査結果で気になるのは、再配達にならないための工夫を「特に行っていない」人が2割ほどいること。もちろんいつも受け取れるので必要ない人はいいですが、再配達の身に覚えがある人は、やはり何か対策をしたいもの。例えば大手宅配業者はスマホのアプリがあることが多く、こちらをダウンロードすれば3位の「配達予定日時の通知メールを設定」が簡単だったり、急な配達時間の変更も臨機応変に対応できます。こういったサービスを賢く利用し、再配達削減に協力したいものです。

【調査概要】
調査主体:マイボイスコム株式会社
調査時期:2018年05月01日〜05月05日    
回答者数:10,323名