?stanbul, Turkey - August 15, 2017: Woman using  smart phone, taking photos of her snack and posting to Instagram on a wooden desk. The smart phone is an iPhone 6 plus.  iPhone is a touchscreen smartphone developed by Apple Inc.

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インスタ映え間違いなし! プロの撮影テク教えます

「朝ご飯」って、何だかとても心地よい響きを持っている、と思いませんか? パンケーキやエッグベネディクトなど、朝ご飯に関係するブームも少なくありません。「#朝ごはん」とInstagramで検索してみると、素敵な朝ご飯の風景がいっぱい!

朝からきちんと食べると、体がシャキッと目覚めて、気持ちがいいですよね。そんな朝ご飯タイムを過ごせたら、やっぱり写真に収めておきたいもの。しかも、なるべくおいしそうな姿で!

そこで、朝ご飯をスマホでおいしく撮るためのコツをご紹介。プロカメラマンの山下コウ太さんが、スマホでも簡単に美しく見せる方法を教えます。

おいしい写真を撮るための3ステップ

おいしそうに撮りたいと思ったら、まずはこちらの3点を意識して。

【1】イメージ、場所を決める

【2】料理を作り、盛る

【3】すぐに撮る

まず具体的な写真のイメージを決め、撮影場所も決めてから、料理を作ります。料理はでき上がりが一番おいしく見えるので、すぐに撮れるよう、準備は万端に。基本的に部屋の照明は消します。またレンズの汚れも、あらかじめ拭いておきましょう。

市販のごみ袋も撮影に活躍!

市販の乳白色のごみ袋は、文字がある面を切って除き、窓に貼れば直射日光をほどよく和らげ、立体感のある写真に。100円ショップで買えるA3サイズの白いカラーボードは、2枚をテープで張れば即席のレフ板に。黒い紙を貼れば黒のレフ板としても使えます。

「北欧風のワンプレート朝ご飯」はこう撮る

スマホのレンズは広角なので、少しズームしてから焦点を合わせると◎。明るさは好みで整え、色調はやや青く、コントラストは強くして雰囲気を演出。緑や赤が沈まないよう、彩度を保って調整するのがコツ。構図は余白を作ると、観る人に考える余地ができ、ストーリー性が生まれます。

POINT

窓に乳白色のごみ袋(下記)を張って直射日光を和らげ、窓の光を受け止めるようにカラーボードのレフ板(下記)を立てます。

こうすると、自然光をほどよく残しながら背景全体に光が反射し、印象が明るくなります。また、料理の鮮やかな色が生きるように真上から撮ります。

「懐かしさを感じる定食朝ご飯」はこう撮る

器が複数ある場合、まっすぐ並べると単調になるので、少し斜めに配置して変化をつけて。ここでも先にズームをし、焦点を合わせて撮影。被写体の手前が若干暗くなりますが、懐かしい雰囲気と臨場感を優先。卵焼きの色がくすまないように、明るさと彩度は全体のバランスを見て調整を。

POINT

逆光を生かして撮影。「北欧風のワンプレート朝ごはん」と同様、窓には袋を。片面を黒くしたカラーボードのレフ板は黒い面を窓側に向けて置き、テーブルの奥で反射する窓から入る光を遮ります。中央をあけて置けば、部分的に光が射し込んでいるような雰囲気になり、懐かしさを生みます。

さらにフィルターでアレンジ

おいしさよりも雰囲気を優先し、加工アプリのビンテージ風フィルターと黒の外枠をたしてなつかしさをアップ。同じ加工の写真を並べれば、ひとつの物語のような雰囲気にも。

自宅にある、ごみ袋が光をあやつる撮影道具になるとは……。プロカメラマンの腕のみせどころの一つは、その光の扱い方の巧みさ。ぜひ自宅で朝ご飯を撮影する時には、「光」に注目してトライしてみましょう。フィルターもさらに効果的になるはず!

山下コウ太/料理写真撮影研究家。東京ビジュアルアーツを卒業後、写真家の安東紀夫氏の助手を経て2002年に独立。料理の撮影を中心にインテリア、建築の撮影まで幅広く活躍中。

出典:『簡単!毎朝が楽しくなる!朝ごはんBEST200』

ライター:夏井美波