探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者様は、シングルマザーの吉田香織さん(仮名・34歳)。同棲2年、結婚カウントダウンに入った婚約者の男性が浮気していると確信し、私達に相談がありました。彼女は前夫と23歳で結婚し、25歳で離婚。現在9歳の娘さんがいますが、そんなことは全く想像がつかないくらい、清楚なお嬢様といった雰囲気です。

ヘアスタイルはツヤツヤのボブで、クラシカルなレースをふんだんに使った白のブラウスが似合っています。ボトムはスリムなネイビーのテーパードパンツで、真っ赤なミュールが全体を引き締めています。赤いリップがチャーミングな香織さんをますますかわいらしく見せています。

見た目はとてもかわいらしいですが、短大卒で大手不動産会社に勤務し、営業成績を刷新し続けるバリバリのキャリアウーマンです。家事や育児をたった一人で行なってきたので、ネイルをしていない手はとてもゴツゴツしていて、家事をしている人なんだな……と感じました。

「7歳年下の彼氏が浮気をしています。浮気に気づいたきっかけは、休みの日の外出のときに、会う相手や行き先を言わないことが増えたので、ピーンと来ました。彼は美容師で、そこそこカッコいいから女性からモテるんです」

そこで香織さんはケータイのGPSを利用して、彼の行動をチェック。都内にある新しいラブホテルにいることを突き止めたと言います。

「私の調査力をなめんな、って感じです。だって今住んでいる家も、私が買ったものです。そこに家賃も払わず住んでいて、他の女と恋愛ごっこをしてんじゃねーよ、と思います。で、帰って来た彼氏を責め立てたのですが、シラを切るばかり。そこで、彼の荷物をゴミ袋に入れて放り出そうとしたところ、同じお店の美容師とデキてしまったと白状したんです」

激怒する香織さんは、その夜は彼を家から叩き出し、娘と一緒に「これから前みたいに2人で暮らそう」と話し合って眠ったそうです。

「娘は彼のことを父親のように慕っていたので泣いていました。でも娘がいくら何を言おうと、大切なのは私です。一度裏切った男は、またやりますからね。その翌朝、“どうしても香織ちゃんと別れられない。君たち母娘は僕の家族なんだ”と大泣きしながらすがってくるんです。娘が“ママ、ゆるしてあげなよ”と言うから家に入れたのですが、私も浮気されて黙っちゃいません。その場で彼のケータイを奪って、女性に電話をかけ、直接話しをしました」

婚約者である彼の浮気相手がいた場所は、驚くほど近くだった

浮気相手に対し、「今すぐこっちに来て話し合います?それとも私がお店に行きましょうか?」と伝えたところ、彼女は30分もしないうちに香織さんのマンションに到着したといいます。

「なんでも昨日の夜、彼と彼女は駅前のビジネスホテルに一緒に泊まっていたと言うんですよ!これは私も驚きました。私が“もう、彼とは別れますので、あなたに差し上げます”と言うと、その女性は“いや……私は結婚していて、彼との関係がバレたら困るんです”と泣きだしたんです。相手の女のコは22歳ですよ!もう訳が分からなくて、その日は出社時間も迫っていたので、夜に再び話し合うことにして、会社に行きました」

年上好きを自認する彼の浮気相手は、自分と同世代か、それよりも上だろう思い込んでいた香織さん。しかし現実は、若々しくとても幼い浮気相手に、心底驚き深く傷ついたそうです。

「夜の話し合いは、私が一方的に怒りをぶつけ、別れると言う私に対し、彼と女性が“それはやめてください”と言う水掛け論。その結果、私は彼女に対し、今すぐ退職するようにと言いました。すると、“今の職場は母親の入院先の病院とも近く、絶対にやめられないんです。絶対に別れますから退職だけは許してください”と泣くんです。なので、絶対に別れるということを条件にその場は収まりました」

香織さんと彼が別れないという判断をし、娘も大喜び。これは後で知ったのですが、香織さんは恋愛体質で、彼と落ち着く前はさまざまな男性と交際を繰り返しており、娘を託児所に預けて、恋愛最優先の生活をしていたそうです。

「彼のあやしい動きがなくなり、娘の運動会もお店をお休みして応援に来てくれたり、一緒にテーマ―パークに行ったりして、今まで以上に親密な1か月が続きました。ある日、外勤中に忘れ物を取りにお昼に家に寄ったところ、この前の女と彼が、自宅で仲良くお昼を食べていたんです」

ケータイは、パートナーが浮気を知る一番のツールでもある。

浮気に厳しい依頼者・香織さんは怒りのあまり鉄拳制裁!泣き崩れる彼と女性のその後を追ったところ……〜その2〜に続きます。