大阪国際石油精製は高石工場夜景の定番スポット

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高石商工会議所と関西ウォーカーのコラボ企画「高石工場夜景ツアー」は、毎年多数の応募者が殺到する人気のツアーイベントです。

【画像】写真家の小林さんが持参してきた秘密兵器、一眼レフのモニターを拡大するためタブレットをカメラにセット

今年は5月12日に海からも工場夜景を楽しめる「工場夜景クルーズ」、5月19日には、普段入ることができない津波避難タワーに上ることができる「工場夜景ツアー」が開催されました。そして19日に行われた「工場夜景ツアー」に、関西ウォーカー編集部が同行してきましたので、一部始終をレポートし、このツアーの魅力をお伝えします!

集合時間は南海電車高師浜駅の近くに17時。遅れることなく集まった40人の参加者を乗せたバスは、まず高石市立総合保健センターへ。ここでは、「高石工場夜景★フォトコンテスト」の表彰式と、工場夜景の写真集なども出している写真家・小林哲朗氏の講座が行われました。

まずは表彰式。上位3人の方が名前を呼ばれ賞状と記念品を授与されました。最優秀賞は、私も事前に審査してベスト3に選んでいた作品。まるでおもちゃ箱をのぞいたような作品は、そのカラフルな色彩に力強さも感じていたので、てっきり男の人だと思っていると、その撮影者はなんと若い女性!この可愛い女性から、あの力強さが発せられていたとは。女性の秘めたるパワーを感じていました。

表彰式が終わったあとは、小林氏の写真講座が開催されました。「全景を撮るとカタログみたいになるので、よく観察してココがさびているなど、気になる部分を決めてそこを中心に撮影して下さい」「レンズは端っこが歪みやすいので、ソフトで手直しするといいですよ」など、工場夜景をさらに美しく、また自分好みに仕上げていく方法などプロの技や目線について講義がありました。そのあと、恒例のミニドローンが登場。参加者の上をブーンと鳴って動くその姿に参加者は釘づけ!私もこのツアーで数回お目にかかっていますが、近未来を感じさせるその姿に毎回ワクワクしています。

講座も無事終わり、お待ちかねの工場夜景スポットへいざ出発! バスに乗り込むと、座席に軽食が〜♪ 高石市にある「パン屋 Kotubu」の3種類のパンとみかんジュースです。Kotubuのパンは、自家製天然酵母や国産小麦など素材にこだわっているそうで、モチモチッとした食感の生地でどのパンも本当に美味しかったです。

私たちが腹ごしらえをしている最中、バスは日鐡住金建材(株)大阪製造所の津波避難タワーへ。普段は入れない貴重なスポットだからか、私がタワーのてっぺんに到着したときには、すでに多くの参加者が三脚を立てて撮影中。今回のツアーでこれまでと違うと思ったのは、本格的な参加者が多かったということ。7〜8割の方が三脚を持参していて、またさきほどのカメラ講座でもいつものツアーでは聞かれないような質問がされていました。熱心な参加者たちに囲まれると、私までピリッとした緊張が!

津波避難タワーでは、小林氏がちょっとしたお遊びを披露されました。一眼レフのモニターを拡大するためのタブレットを取り付けたのです。「スマホだと本格的な写真が撮れず、いつも多くの参加者が僕のカメラのモニターを撮影しているので、撮りやすいようにタブレットを持ってきました! これだと、スマホでも一眼レフ並みの写真が撮影できますよ」と小林氏がニッコリ。私も持参していたスマホでパチリ。

次に向かったのは、高石工場夜景の定番スポット・大阪国際石油精製。こちらでも参加者は三脚を立てて思い思いに撮影を開始。しかし、いつもとは少し違う様子を感じました。いつもならフェンスの前に陣取る人が多いのですが、今回は少し離れた場所から撮影する参加者も。ベテランの方が多いと、撮影場所も変わるんだ、などと一人感心している私でした。

3つ目のスポットは、築港浜寺西町。撮影場所は堺市なのですが、対岸に見える高石市の工場夜景を撮影できるスポットです。「今日は空気が澄んでいて、キラキラしていますね」と小林氏。「今日は風が強くて波が立っているので、映り込みがとれないかも」とバスの中で参加者の話声も聞こえてきました。到着するとやはり参加者は真剣に写真を撮影しています。私もデジタルカメラで撮影しましたが、やはりうまく撮ることは至難の業。あきらめて、海面に浮かぶ工場夜景を堪能することに。ぼんやりと美しい工場夜景をただ眺める。フィルターでなく、自分の目に焼き付ける。そんな贅沢な時間の過ごし方もいいですよね。

最後は、高速から見える工場夜景を満喫するために阪神高速湾岸線に。小林氏いわく「助松ジャンクションから北側が見どころ」とのこと。解散場所の羽衣駅に向かうまでも工場夜景三昧のツアーでした。

高石工場夜景にこれまで5回ほど同行していますが、今回も楽しい時間を過ごすことができました。このツアーの醍醐味は、趣味の合う人たちと同時に同じ気持ちを共有できること。バスの中でも、楽しそうなカメラ談話が聞こえてきて、穏やかな時間が流れていました。

今年の秋にも開催予定とのこと。このレポートで興味を持たれたら、ぜひ参加してみて下さいね。(関西ウォーカー・小笠智子)