今季、自身2度目のセリエA得点王に輝いたイカルディ photo/Getty Images

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イタリアの絶対王者ユヴェントスが、ライバルクラブであるインテルからエースの奪取を画策しているようだ。

伊『CORRIERE DELLA SERA』によると、ユヴェントスは前線を活性化させるために、インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディに目をつけたとのこと。そして、彼の契約解除条項を分析するよう、法律事務所に依頼した。その結果、彼の契約解除金が1億1000万ユーロ(約138億円)に設定されていることから、6000万ユーロ(約75億円)の価値があると評価しているFWゴンサロ・イグアインに、移籍金5000万ユーロ(約63億円)を加えてオファーを提示しようとているという。

同メディアは、ナポリからイグアイン、ローマからミラレム・ピャニッチを獲得した際のことなども取り上げており、当時もユヴェントスは法律事務所に分析を依頼していた模様。「最高の敵を奪うことはマロッタ(GM)の戦略。ユヴェントスが選手を獲得するために法律事務所を訪ねたとき、(相手の)粗探しをするのは無限大だ。ただ、彼らはリスクのある交渉は避ける」との見解を示している。

再びセリエA得点王に照準を合わせたユヴェントス。はたして、イカルディとイグアインのトレードは実現するのか。今後の動向にも注目が集まる。