以前ご紹介したように、セックス頻度について世界で不名誉なワースト1位であり、“セックスレス”大国である日本。回数が少なくたって「満足度が高ければいいじゃないか!」という声も聞こえてきそうですが…今回発表されたリサーチによると、性生活満足度も、日本は世界最下位ということが明らかに。

この調査は、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、アジアの、世界様々な文化圏の18カ国を対象に、18歳から74歳の13,039人に株式会社TENGAが実施したもの。性生活に関する10項目について「満足度」と「その項目はいかに重要か」をかけ合わせて非重し、100ポイント満点で示してランキングに。その結果は以下の通り!

性生活満足度ランキング

※数字はポイント

1位:インド 85.6

2位:メキシコ 82.3

3位:ブラジル 81.2

4位:ケニア 78.5

5位:ナイジェリア 77.1

6位:アラブ首長国連邦 74.3

7位:南アフリカ共和国 73.5

8位:アメリカ合衆国 72.3

9位:イギリス 72.3

10位:オーストラリア 66.8

18位:日本 37.9

性生活の中で重要とみなされる「パートナーとの感情的つながり」「性交の質」「自分の性的ニーズに対する、パートナーからの配慮」の項目ついて、インド、メキシコ、ブラジルでは約80%に達するのに対し、日本での回答はすべてが50%以下という満足度の低い結果に。

この結果について株式会社 TENGA広報の工藤まおりさんは、「求めている項目とそれを満たすためのパートナーとの関係性が肝になっています。日本では、先進国の中でも労働時間が長いためパートナーとのコミュニケーションの時間が少ないことや、シャイで相手に自分の要望を上手く伝えられてないことが、満足度の低さにつながっているのではないでしょうか」とコメント。

また同調査では、マスターベーションの際に、アダルトグッズを使用したことがあるかについて、男女ともに約2割が経験したことがあると発表。経験者のほうが、性生活満足度が高いという結果がでており、より自分の体について知ることで、より満足度の高い性生活に繋がるのかもしれません。