韓国報道陣の質問を受ける在シンガポール北朝鮮大使館の関係者=28日、シンガポール(聯合ニュース)

写真拡大

シンガポール、北京聯合ニュース】北朝鮮と米国が早ければ29日にも、シンガポールで実務者協議を行うもようだ。外交消息筋が28日、明らかにした。

 南北軍事境界線のある板門店で29日まで続くとみられる朝米の実務協議では非核化や北朝鮮の体制保証など首脳会談の議題を、シンガポールでは儀典や警備などを協議する見通しだ。その結果により、当初の予定通り朝米(米朝)首脳会談が6月12日に開催されるかどうか、今週中に決まるものとみられる。

 外交消息筋は「シンガポールで朝米が協議するのは、主に首脳会談の実行計画に関することのようだ」と話した。

 同協議に参加するため米国からはヘイギン大統領次席補佐官をトップとする先遣チームが日本を経由して28日にシンガポール入りする予定だ。

 北朝鮮からは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の側近で「執事」と呼ばれるキム・チャンソン国務委員会部長を含む実務団8人が協議に参加する見通し。8人は28日午後に北京を出発しシンガポールに向かう航空便の搭乗者名簿に記載されていることが確認された。

 27日には板門店で北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の米国首席代表を務めた元駐韓米大使のソン・キム駐フィリピン大使と、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が実務協議を行った。協議は28日も続けられていることが分かった。

 板門店とシンガポールでの二つのチャンネルで調整が進めば、それを基に金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長とポンペオ米国務長官による調整が行われる見通しで、最終的にはトランプ大統領が首脳会談を開催するかどうか判断するものとみられる。