【MLB】痛みに耐える“超人プレー” 華麗なスライディングトスに米喝采「めちゃカッコイイ」
アストロズのデベンスキーの右足にボールが直撃するも、気迫の好プレーでアウトに
米大リーグで、世界一軍団のセットアッパーが見せた魂の守備が話題を呼んでいる。ピッチャー返しの打球が右足を直撃。だが、跳ね返ったボールを追いかけ、華麗なスライディングキャッチからのトスで打者をアウトにするシーンを、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が紹介。「めちゃくちゃカッコいいな」とファンを興奮させている。
魂のプレーを披露したのは、アストロズのセットアッパー、クリス・デベンスキーだった。27日(日本時間28日)のインディアンス戦だ。
8回からマウンドに上がった右腕。先頭のアレンの打球は、痛烈なピッチャー返し。この打球が投げ終わった右足を直撃したのだ。間違いなく激痛が走ったはずだが、デベンスキーはアドレナリンで痛みを消し去った。
一塁側へ跳ね返ったボールを、すぐに追いかけると、ラインを越えたところでスライディングキャッチ。そして右手でトスし、間一髪でアレンをアウトにしたのだ。
このプレーを「Cut4」は「クリス・デベンスキーがインディアンス相手に“華麗な守備”で魅せた」とレポートしている。
「星のように打球に追いつき一塁に送球。アウトに」
「8回裏、アレンの放った打球がアストロズのピッチャー、クリス・デベンスキーの足を直撃。デベンスキーはいったんこれを弾くも、星のように打球に追いつきファーストに送球、アウトに仕留めた」
「このスキルは今後自身の売りにできるだろうね、デベンスキー。このプレーを見るのがやめられない」
記事ではこう紹介している。
「Cut4」では公式ツイッターでも公開しており、ファンからは「素晴らしいプレー」「すごいぞ!」「めちゃくちゃカッコいいな」「彼なら当然だよ。デベンスキーは実力者だから」など称賛のコメントがつけられていた。
このプレーの後も、痛みに耐えたデベンスキーは8回を3人でピシャリ。しかし、9回にまさかの5点差を追いつかれ、最後は延長14回にデベンスキーにピッチャー返しを食らわせたアレンが右翼へサヨナラホームラン。アストロズは大逆転負けし、魂の守備は報われなかった。(THE ANSWER編集部)