六本木の交差点に登場した台湾出身の芸術家、スー・チャーシンさんの作品「Lost in Memories」

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(東京 27日 中央社)東京・六本木の街を舞台にしたアートの饗宴「六本木アートナイト2018」が26〜27日に開催された。台湾出身の芸術家、スー・チャーシン(蘇佳星)さんの作品「Lost in Memories」が六本木交差点に登場し、都市の風景をカラフルなパターンで彩った。

作品は交差点の高速道路を支える4本の橋脚に展示された。スーさんが以前、六本木を訪れたときの記憶やイメージを表現したもので、色彩豊かな模様の中に高層ビルやサラリーマン、マスクをした人など、都市の喧騒に対する断片的なイメージが抽象的に描かれている。

同イベントの開催は今年で9回目。台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都)の朱文清主任によると、主催者側は同作品が今年のテーマ「街はアートの夢を見る」に合致しているとして展示を提案したという。

(楊明珠/編集:楊千慧)