24日、大韓航空系列の格安航空会社「ジンエアー」が、グアムから韓国・仁川(インチョン)に向かう旅客機で、エンジンにトラブルが発見されたにもかかわらず、運航を強行していた疑いが持ち上がった。同機には乗員乗客276人が搭乗していたという。資料写真。

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2018年5月24日、大韓航空系列の格安航空会社「ジンエアー」が、グアムから韓国・仁川(インチョン)に向かう旅客機で、エンジンにトラブルが発見されたにもかかわらず、運航を強行していた疑いが持ち上がった。同機には乗員乗客276人が搭乗していたという。韓国・JTBCが伝えた。

報道によると、昨年9月19日、仁川を出発しグアムに到着したジンエアー機の左側エンジンに問題が発生した。航空会社スタッフによると、パイロットがエンジンを停止しようとしたところ、燃料バルブが遮断されず燃料がエンジンに供給され続けたという。本来であれば代替航空機が投入される状況だが、同機は乗員乗客276人を乗せて予定どおり仁川に戻った。さらに同スタッフは「当時整備部長だった現在の代表取締役が従業員に飛行機を運航するよう圧力を加えた」と主張した。

これに対し、ジンエアー側は「当該航空機のエンジンは正常に停止した」とし、「燃料供給管に残った燃料で煙が発生した」と反論。さらに「整備規定に基づいて点検した後、通常運航した」と説明したという。

しかし、国土交通部関係者は「仁川に到着した後も同様の問題が発生していた」と明らかにした。同機は仁川空港でも点検を受けたという。同関係者は「ジンエアーが決められた整備内容を一部守らなかったようだ」と指摘した。同部は同事件の調査を行い、来月に結果を発表する予定だ。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「大問題じゃないか」「事実なら、しばらく運航停止にすべき」「人の命が関わっているのに、何をしているんだ」「事故を起こした時の補償金が低すぎるから、こんな対応なんだ」「大韓航空グループは問題だらけ」など、事故を起こしたジンエアーと親会社の大韓航空への批判の声が多く寄せられた。

また「これを放置していたら、またセウォル号(14年4月に沈没した韓国の旅客船)の時のような大惨事になる」と、安全への意識の低さを訴える意見も見られた。(翻訳・編集/三田)