米ニューヨーク・マンハッタン刑事裁判所で罪状認否に臨むハーヴェイ・ワインスタイン氏(中央)と、弁護人のベンジャミン・ブラフマン氏(左、2018年5月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」のきっかけとなった米ハリウッド(Hollywood)の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏が25日、強姦(ごうかん)を含む複数の性犯罪の罪で訴追され、100万ドル(約1億1000万円)の保釈金を支払い釈放された。

 一連の疑惑によりワインスタイン氏のキャリアが崩壊してから8か月近くになるが、同氏が刑事訴追されたのはこれが初めて。

 弁護士と共にニューヨーク・マンハッタン(Manhattan)の裁判所に出頭したワインスタイン氏は、短時間の罪状認否手続きに無表情で臨み、保釈金100万ドルの現金支払いとパスポートの返却、GPS(全地球測位システム)監視装置の装着に同意した。

 マンハッタン地区検察局によると、ワインスタイン氏は2013年の女性暴行事件に関連した第1級・第3級の強姦罪と、別の女性に対する04年の性犯罪行為の罪で訴追された。被害者の名前はいずれも公表されていない。

 弁護人のベンジャミン・ブラフマン(Benjamin Brafman)氏が記者団に語ったところによると、ワインスタイン氏は無罪を主張する意向であり、合意のない性行為を否定している。

 ワインスタイン氏は、過去40年にわたるセクハラや性的暴行に関し、これまで女優のサルマ・ハエック(Salma Hayek)さんやグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)さん、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんを含む100人近い女性から告発されている。

 スキャンダルを受け、ワインスタイン氏の映画制作会社は破産法の適用を申請。同氏は現在、連邦当局の捜査対象となっているとも伝えられている。
【翻訳編集】AFPBB News