お披露目された新型アテンザとマツダ株式会社の小飼雅道社長

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マツダ株式会社は5月24日よりエクステリアやインテリア、エンジンなど大幅改良を施した同社のフラッグシップモデル「アテンザ」(セダン/ワゴン)の予約受注を開始。同日、都内で発表会を行った。

【写真を見る】立体感や重心の低さを強調するフロントグリル

新型アテンザは6月21日の販売を予定し、価格は282万9,600円〜419万400円となっている。

2014年以来の大幅改良となる新型「アテンザ」。エクステリアでは、フロントグリルを従来のフィン形状からCX-5にも採用されているメッシュ形状にデザイン変更。合わせてヘッドライトも薄くワイドな造形に改められた。

また、セダンはリアバンバー上部のリアエンドパネルとガーニッシュ(装飾物)を水平基調し、穏やかさと落ち着きを表現した。

全8種類が用意されたカラーバリエーションでは、ソウルレッドプレミアムレッドに替えてソウルレッドクリスタルメタリックを採用。深く美しいボディの造形美をいっそう輝かせている。

インテリアはインパネとドアトリムのデザインが変更され、ワイド感とスピード感を強調。上級機種となる“L Package”には、機能性と感性を両立させた東レの“Ultrasuede(R)nu(ウルトラスエード(R)ヌー)”を量産車として世界で初めて採用(2018年4月マツダ調べ)し、エレガンスさを高めている。加えてシートデザインを一新し、ゆったりとした乗り心地を実現するなど車内快適性も増している。

走行時の進化として、努力を要しない走行状態”Effortless Driving(エフォートレス・ドライビング)”をコンセプトに、マツダの目指す“走る歓び”を追求。

ポイントは3つ。

まずは、人が常にクルマと一体感を持ち、クルマを操り続けられる状態を実現する人間中心のなめらかなハンドリング。次に、路面から伝わる力を滑らかなに乗員に伝えられるように、サスペンションの機能コンセプトや構造にも踏み込んで設計変更。そして、CX-8やCX-5と比べても同等以上となる静粛性だ。

その走りを支えるエンジン(SKYACTIV- 2.0、SKYACTIV-G 2.5、SKYACTIV-D 2.2)はいずれも性能を改善。2.5LガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.5にはアイドリング時などに一部もしくはすべてのシリンダーを休止させる“気筒休止技術”が追加された。2.2LディーゼルエンジンSKYACTIV-D 2.2には進化した燃焼技術“急速多段燃焼技術”などが採用され、燃費や静粛性を高めるながら最大出力を129kW(175PS)から140kW(190PS)、トルクを420N・m(42.8kgf・m)から450N・m(45.9kgf・m)へと引き上げられた。

そのほか、次世代の車両構造技術となる“SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ-ビークルアーキテクチャー)”の一部や先進の安全技術“i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)”を採用するなどして、走行性能と安全性能の両面を進化させた。

発表会で小飼雅道社長は、「フラッグシップモデルであるアテンザ セダンで車体の基本的なパフォーマンスをしっかりと高め、SUVなどの他車種に展開する。そういう意味でアテンザ セダンは重要なモデルになる」とその重要性を説いた。

大幅な改良が加えられた「アテンザ」。今後のマツダブランドを牽引するフラッグシップモデルの進化を、ぜひその目で見届けてほしい。(東京ウォーカー(全国版)・安藤康之)