見渡す限りに雲海が広がる「SORA terrace」

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暑い夏は、涼しい場所に行きたい!そんなときにオススメの目的地は、ロープウェイで行く雲上の世界。今回は、長野県のロープウェイと、そこで見られる絶景5選をご紹介しよう。

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■ 世界最大級のロープウェイで雲海へ!「竜王ロープウェイ」

北志賀高原の竜王マウンテンパーク内にある「竜王ロープウェイ」。標高1770mにあるテラス「SORA terrace」から、壮大な雲海を眺められることで有名だ。

雲海の発生率は63.5%と高く、狙い目は朝と夕方。テラスからは、刻々と姿を変える雲海と、その向こうに北アルプス、妙高山が望める。天気のいい時は日本海側に佐渡島が見えることも!夏は21:00まで営業を延長して夜景を楽しむ星空ナイトクルーズを開催する日もある。

■ 迫力満点の「駒ヶ岳ロープウェイ」で大自然に酔いしれよう!

「駒ヶ岳ロープウェイ」は、1967年に日本で初めて架けられた山岳ロープウェイ。ロープウェイの高低差は950mで、この高低差と山頂駅の標高は日本最高を誇る。

約40分で周遊できる遊歩道が整備されており、気軽に山歩きを楽しめるのもポイントだ。夏は高山植物の宝庫として知られているほか、秋の紅葉も一見の価値あり!

■ 大パノラマを眺めながらのんびり散策♪「北八ヶ岳ロープウェイ」

「北八ヶ岳ロープウェイ」は、八ヶ岳連峰北端の北横岳と縞枯山の間にかかる、100人乗りの大型ロープウェイ。山頂駅には、迫力ある山々をバックに、溶岩と高山植物が織り成す造形美が広がる。冬季も運行しているので、高山帯の四季それぞれの自然風景を満喫することができる。

山頂駅すぐに広がる坪庭は、スニーカーでも歩きやすく景色も最高。散策コースの途中にある第一休憩所から、大パノラマを眺められる。北横岳の登山道へも接続しているので、本格的なトレッキングを楽しむことも可能だ。

■ 日本百名山の11峰を見渡す「八方アルペンライン」

八方尾根登山コースの出発地点、第1ケルンへいたるアクセスのうち、最も気軽なルートが「八方アルペンライン」。ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトから成る、総延長3,445mの空中の旅が楽しめる。乗り継ぎ駅にも見どころがいっぱい!

絶景を見るには、最初の乗り継ぎ駅である兎平駅からアルペンクワッドリフトで黒菱平へ。標高1680mの黒菱平からは、白馬三山と白馬村の眺望が広がる。雲海デッキも併設され、朝の眺めは格別だ!

■ 5種類の行程で絶景を目指す「富士見台高原ロープウェイ」

「富士見台高原ロープウェイ」は、南アルプスを一望しながら、標高1,400mの山頂駅まで上るロープウェイだ。ここでオススメなのが、広大な高原をひと回りする欲張りコース。

まずはロープウェイとリフトを乗り継いで展望台へ。展望台から8合目までは約20分のバスに乗り、その後富士見台高原山頂付近まで徒歩30分の行程だ。恵那山を望む富士見台高原山頂付近には、千島笹が生い茂る。

ロープウェイでたどり着いた先には、ここでしか見られない感動があなたを待っている!(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)